痛風の初まり
それは20歳の時でした。
朝起きると、左脚のくるぶし辺りが少し痛い。
最初は筋を違えたかな?と思っていました。
でも、時間とともに段々と痛みが増して、昼過ぎには歩けないほどの痛みに変わっていました。
「これは絶対に、骨か筋に異常がある!」 と思って、整形外科に行きました。
でも、レントゲンには異常は見られなかったため、ドクターが「血液検査しましょう」と言いました。
最初はなんなんだろう?と思いましたね。
1週間後に検査結果を聞きに診察室に入ると、ドクターはひと言、
「痛風です。」
と言われましたが、 自分自身がよくわかっておらず、
え?痛風?痛風ってなに?
のレベルでした。(笑)
この時の尿酸値の値は7.2[mg/dl]くらいだったかな。そして、薬を処方されましたが、しばらくしたら治るもんだと勝手に思っていました。
今思うと、恥ずかしい限りですね。
痛風はいわゆる生活習慣病(昔は贅沢病とか成人病とか言われていましたね。)なので、治るとかそういうものではありません。
食事を見直し、運動を取り入れて、様子を見ながら薬を活用してうまく付き合っていく必要があります。
痛風になった原因はおそらく、飲酒の頻度が高かったことと、外食ばかりしていたのにも関わらず、運動を何もしていなかったからだと思います。
若かった自分は、下手したらずっと薬を飲まなければならないというわずらわしさに、納得がいかなかった思いでした。