ダニに噛まれたような痒みは実は毛嚢炎かも?放っとくと筋トレできなくなる恐怖
毛嚢炎。
聞いたことありますか?
私はかかったことがなかったので、なんとなく知っている程度。
でも実は、案外多くの人がかかっているようですね。それはつまり、誰でも毛嚢炎になる可能性があると言えます。
ではなぜ、そんな毛嚢炎が筋トレをできなくしてしまうのか。
今回はそこんところをお伝えします。
Sponsored Links
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-9931043884716511"
data-ad-slot="7612988381"
data-ad-format="auto">
ダニに噛まれた?痒くて仕方がない状態
実体験なんですが。。
つい先日のことです。
朝起きると、へその下あたりが痒い。なんだかダニに噛まれたような痒みがあったんですね。小指の先ほどのしこりができていて、痒いんです。
だから、蚊に刺されたわけではないことはすぐにわかります。
とはいうものの、それほど気にならない痒みだったので、時々掻きながら「すぐ治るだろう」と思ってました。
だってダニですから。(笑)
ダニだと思い込んでいたので、寝具のダニ退治をして、患部には毒虫さされ用の「ムヒアルファEX」を塗り始めたんです。
でも、一向に良くならない。それどころか、ひどくなっているような。。
患部がへその下あたりだから、ちょうどズボンのベルトやパンツのゴム部分に当たります。だから無性に痛痒い。
そのうち症状は、痛痒さから強い痛みへと変化していきました。
それでもダニだと疑わなかったんですが、患部を見てみると親指の大きさほどに赤黒く腫れているんです。
※画像を載せようと思ったんですが、ちょっとグロいのでやめました。^^
さすがにこれはヤバいと思い、その日のうちに皮膚科へ行ったんです。
最初の痒みが出始めてから5日ほど経過していたと思います。
病院で診てもらったら、女医の先生が一言。
「毛嚢炎です。」
え?毛嚢炎?
虫さされじゃないの?
てっきり毒虫に刺されたんだと思っていたので、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
というわけでそのあと、膿が溜まっているため、患部を切開し膿を出すことになったんです。
診察台に寝かされ、下腹部を出して施術を待ちます。
場所が場所だけに女医の先生に見せるのも恥ずかしかったんですが、先生はそんなことお構いなし。
「じゃあちょっと切って、膿を出しますね。」と先生。
かなり膿が溜まっていたようで、患部が硬くなってるんですね。その部分を小さめに切って、思いっきりつねられる感じで膿が出されます。
もちろん、麻酔なんてするわけない。
(スパッ。むぎゅ〜っ!!)※切開して膿を絞り出しているイメージ
「ウグゥッッ!!」
この時、情けないですけどあまりの激痛に唸ってしまいました。だって、めちゃくちゃ痛いんだもん。(>_<)
患部が腕や脚だったら、まだ痛みをこらえることができたと思うんですが、下腹部なせいか、どうしようもなく押し殺した声を出してしまったんです。
うなっている最中、先生や他の看護師さんは励ましてくれるんですけど・・・。あの時のうなり声は、絶対に外で待ってる他の患者さんにも聞こえてたはず。。
こんな激痛、初めて味わいました。。。
毛嚢炎、怖ぇぇ・・・。
毛嚢炎とは
毛嚢炎とは、人の肌に常在している「ブドウ球菌」が、毛穴の傷に入り込み炎症を起こすことで起こる皮膚病です。
症状としては、赤ニキビのような腫れ。細かく複数できたり、一つの場合もあります。(自分の場合は一つだったみたい)
軽度の場合は、痛みも痒みもなく、自然治癒することが多いです。
でも、私のように重度になると、激しい痒みと痛み、腫れ、膿や出血が起こったりします。
- 赤ニキビのようなブツブツ(複数でない場合も)
- 軽度であれば、痛くも痒くもなく、自然治癒しやすい
- 重度だと、激しい痒み、痛み、腫れ、膿や出血が伴い、患部も大きくなる
毛嚢炎の原因は
原因で多いのが、ムダ毛処理やひげそりです。
毛穴が傷つくことで、普段は悪さをしないブドウ球菌が感染し、症状を発します。
他には、ストレス、アンバランスな食生活により起こったりします。また、ステロイド系の薬を使うと悪化しやすいようです。
私が最初に使っていた「ムヒアルファEX」はまさにステロイド。(汗)
これが良くなかったのかも・・・。
先生にも「これ(ムヒアルファEX)はもう使わないでください。」って言われたし。
毛嚢炎の治療法
治療法は、ズバリ「病院に行く」です。
化膿止めや炎症を抑える薬は市販薬でもありますが、私のように思い込みで誤診して、間違った薬を使って悪化させると大変な思いをします。
皮膚科に行って、適切な処置をしてもらうべきです。
軽度であれば、薬も必要ないと判断されるかもしれません。早めに医者に診てもらうことは、絶対に損しませんからね。
予防としては、毛を抜いたり、シェーバーで無理やり深剃りしない。
汗をかきやすい人は毛嚢炎になりやすいので、清潔に心がけることが一番ですね。
そういえば、ジムで筋トレした後、汗をあまりかいてないからといって、シャワーを浴びずに帰ったことが何度かあったなぁ。
しかも、パンツのゴム部分は汗が残りやすいところ。もしかしたから、これも原因になったのかも。。
ひどくなる前に治療しないと筋トレにも影響が出る
私のように毛嚢炎がひどい状態だと、筋トレできません。
症状が出ている時は、痛みでできず、切開後の治療中は当然傷口が治っていないので、スポーツ関係はご法度です。
切開していなくても、膿が溜まっている状態であれば、炎症がひどくなるので筋トレやスポーツはできないでしょう。
どちらにしても、2週間〜1ヶ月くらいは筋トレできなくなります。
これは、筋力トレーニーにとっては非常に苦痛です。だって、体を鍛えられないのは辛いし、ジム会費が勿体ないじゃないですか。
だから、ただの虫刺されかもとか、軽度の毛嚢炎だから大丈夫だとか、勝手に思わない方が良いですね。
ちょっとでも異変を感じたらすぐ病院。
これで間違いありません。
病院に行って何もなければ、それで良いんですから。
まとめ
毛嚢炎は、汗をかく季節になりやすいです。汗をかいたら早めにシャワーで流すか、汗拭きシートでケアするのが良いでしょうね。
私が所属しているジムでは、シャワーを浴びずに帰る会員が多いです。おそらく家に帰ってから入るんでしょうけど。
ジム後の入浴やシャワーは大事です。また、パンツの着替えもちゃんと持って行きましょう。^^ トレーニングで履いていたパンツをそのまま履くのはお勧めしません。(笑)
ただの虫刺されだと思っていたものが、皮膚を切られる結末になろうとは。
もう後悔したくないので、早めにケアするようにしたいと思います。(苦笑)