ベンチプレス100kg

筋トレが継続できない。
ジムへ行くのが面倒臭くなってきた。
いつまでたっても挙上重量が増えない。

筋トレを始めると、ほとんどの人がこんな状況に陥ります。
私も陥りました。何度も。(笑)

私が筋トレに興味を持ったのは10代の後半ですが、23歳から本格的に筋トレを始めるまでに何度も挫折したんですね。

ものぐさなんですよ、多分。(苦笑)

逆に、筋トレを始めて挫折経験がない人ってすごいと思います。それだけ目標をしっかり立てて、実行する力があるんでしょう。

でも、自分にはそれができなかった。しかし、結果的には筋トレを継続することができていて、ベンチプレス100kgも挙げれるまでになったんです。

今回は、ベンチプレス100kgを挙げれるまでのモチベーション維持についてお伝えします。
それでは行ってみましょう!

そもそも、なぜ筋トレの継続が難しいのか

ベンチプレス100kgを挙げるためモチベーション方法をお伝えする前に、筋トレを継続するためのモチベーションについて。

筋トレを始めた最初の頃は、モチベーションが高いのでやる気満々なんですが、ある程度の期間が過ぎると筋トレが面倒臭くなる人もいます。そして気分が乗らず、最終的には筋トレをやめてしまう人もいるでしょう。

その理由は「変化を感じられないから」ということが多いです。他には「筋トレが苦しいから」という人もいるかもしれません。中にはしばらく筋トレができない状況が続いて、ジムへ行く気が無くなった、という物理的な事情もあるでしょう。

それらを考えると、あまり具体的ではない目標設定をしている、ということが原因かと思います。

具体的ではないとは、どういうことか。

  • 体を大きくしたい
  • 力持ちになりたい
  • ダイエットしたい
  • 健康になりたい
  • 綺麗になりたい

これらが「あまり具体的ではない」目標です。つまり、ざっくりとした目標ということですね。

具体的ではないので、明確に確認できず、達成感がありません。達成感がないと、モチベーションにも影響するんです。そうなると、筋トレを継続するのが難しくなり、挫折してしまう。

であれば、筋トレを継続するためには、具体的な目標設定をすれば良いということになります。

例えば、体重80kgまで筋肉で増やす、体脂肪を20kg減らす、ベンチプレスの挙上重量100kgクリアする、などです。

具体的な目標を数値化して設定すれば、自分が今どこにいて、あとどのくらい頑張れば良いのかが、わかりやすくなります。

ベンチプレス100kgの挙上者は、日本の人口のたった1%

フィットネス、つまり筋トレを実践している日本の人口は、3%から4%と言われています。現在の日本の全人口が1億2000万人だとしたら、360万人〜480万人がジムに通っていることになるんです。

あれ?意外と少なくね?

そして、ベンチプレスができるジムは、思った以上に少ないんです。通常のフィットネスクラブだと、ベンチプレスが置いてない店舗のほうが多い。

私の近所にある民間のフィットネスクラブ(いわゆるスポーツクラブ)で、ベンチプレスが置いてある店舗は、7店舗中、1店舗あれば良い方。どちらかというと、市営や個人経営のジムの方がベンチプレス設置率は高い。

そんな中で、ベンチプレスを100kg挙上できる人口は、日本の全人口の1%以下と言われているんです。単純計算だと120万人。

でも実際にはそれ以下でしょうね。だって、フィットネス人口の1/3〜1/4の人がベンチプレス100kgを挙げれるとは思えないからです。ベンチプレスができるジムが少ないのに、フィットネスをやっている老若男女の三人に一人が100kgを挙げているとは考えにくいですよね。

それでもまぁ、ベンチプレス100kgを挙げることができれば、人口の1%以下という希少な存在に入ることができるわけです。

ベンチプレス100kgを挙げるための目安

ここでベンチプレス100kgを挙上するための一つの目安をお伝えします。

ベンチプレス100kgを1回挙上するには、75kgを10回挙上する必要がある、ということです。
あくまでも目安なので、人によりこの限りではありません。でも、75kgを10回挙げられれば、100kg(または100kg前後)を1回挙げられるということになります。

実際に、私の場合は80kgを10回挙上できるようになってから100kgに挑戦したところ、挙げられました。そのため、75kgを10回というのはある程度の参考になると思います。

モチベーションの維持は、たった4つのことを行うだけ

筋トレ初心者が100kgのベンチプレスを目標にするのは、ちょっと理想が高いと思ってしまう人もいるかもしれません。私自身も、最初100kg挙上なんて夢のように感じていましたから。

でも、ベンチプレス100kgという目標は、それほど難しいものではありません。通常であれば、3年くらいで挙げられるのではないかな?と思います。人によっては1年で達成する人もいるんです。

ただし、正しい方法とモチベーションを維持しないと、それ以上かかってしまいます。

それではここで、ベンチプレス100kgを達成するために必要なモチベーションを維持する方法をお伝えします。

目標達成するための具体的な期間と数値を決める

ベンチプレス100kgを挙上することを明確な目標とした場合、ただ「100kgを挙げるぞ!」だけでは、なかなか難しいです。なぜなら、達成できなかった場合、ずるずるとただ筋トレをするだけになってしまうからです。人によってはモチベーションが維持できず、筋トレ自体を挫折してしまうかもしれないですね。

そうならないために、次のことを決めましょう。

  1. いつまでに100kgを達成するか決める
     明確な期限を設けることで、プレッシャーが加わりモチベーションが維持できます。
  2. 最終目標を達成するまでの、途中目標を決める
     100kgを挙げるためには、段階を踏む必要があります。現状60kg挙げれるのであれば、3ヶ月後には70kgをクリアする、などです。そして筋トレ日には必ず記録をつけます。記録を残すことで、自分が今どこにいるのかが把握できます。
  3. それらの目標を達成するために必要な、筋トレ頻度、栄養、休暇の計画を立てる
     1週間で筋トレは何回行い、何の種目をやるのか。体重を増やすために食事やプロテインはいつ何をどれだけ摂るか。何曜日を筋トレ休暇日にするか。などです。
  4. 必要があれば、目標達成期限の見直しを行う
     もし、期限までに目標を達成できる見通しが立たなければ、期限を見直しましょう。ただし、期限を伸ばすことになったからといって、悲嘆することはありません。逆に、そこまで筋トレを継続できていることに自信を持つべきです。
  5.  

これらを最低3ヶ月継続できれば、筋トレを挫折することは少なく、ベンチプレス100kgをクリアする日はそう遠くありません。

さらにもう一つのことを加えれば、目標達成への挫折はしなくなる

これを加えることで、かなり目標達成は早くなります。

それは何かと言うと、

人に管理してもらうことです。

自分一人だと、どうしても限界があるので、その部分を補うことを他人に任せるんです。

だから可能であれば、パーソナルトレーナーについてもらうのがベストですね。彼らはサポートのプロですから。何をどうやったら良いのか、その人に応じてプログラムを組んでくれるはずです。

パーソナルトレーナーを雇う余裕がない!という場合は、ジムのスタッフについてもらうのでも問題ありません。ジムのスタッフもプログラムは組んでくれるでしょうし、タイミングよければベンチプレスの補助もしてくれるでしょう。

それでもそれが難しい場合は、ジム友にベンチプレスの補助についてもらうだけでも、変わってきますよ。

自分で、今取り組んでいるトレーニング内容で正しいと思っていても、他人からの違った視点は結構役に立ちます。ジム友からの思ってもみなかった助言で、新たな刺激が筋肉に加えることができるかもしれません。

まとめ

いろいろと書きましたが、筋トレを継続してベンチプレス100kgを達成するには、明確な目標の数値化が必要ということですね。それをやらないと、目標がどんどん先に延びてしまいます。

具体的な目標設定と期限を設けて、かつ他人に管理してもらうことができれば、やらなければならない状況に追い込むことができます。

やらなければならない状況が習慣化すれば、目標達成はそんなに難しくないんです。