痛風だと筋トレしてはいけない?いえ、逆に痛風の人こそ筋トレをするべきなんです。

筋肉

世間の一般的な痛風のイメージはいくつかあります。
 
 
痛風になりやすい人の特徴として、美食家、酒豪、中年男性、肥満、ストレス、そしてハードな練習をするアスリート(筋トレ含む)。
 
 
痛風患者では確かにこれらに該当する人が多いのは事実です。
いずれの場合も、体内でプリン体から尿酸へ変化させてしまうプロセスを踏んでしまっているからです。
 
 
でも実は、これらの特徴に該当するほとんどの痛風の人に、筋トレが有効なんですね。
 
 
え?でも痛風に筋トレはよくないって・・・と思いますよね。
 
 
私も以前はそう思っていました。
 
 
痛風を患い、その後に筋トレにはまってしまい、筋トレにはまってから筋トレが痛風によくないということを知ったのです。
 
 
そのため、なんとかして痛風を気にせず、筋トレを継続できないかと日々考えてきました。
そして身を持って、痛風でも筋トレできることを体感しました。


そして現在、痛風を患って20年以上になりますが、尿酸値は安定しています。
(ただし、医師の指導のもと、薬は服用しています。)
 
 
痛風のメカニズムを理解して、その対策をすれば、逆に筋トレは痛風などの生活習慣病にはプラスになる。そのことを今回はまとめます。


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尿酸値上昇のきっかけ

 
尿酸値が上昇する条件はいくつかあります。
 
 
食後、飲酒後、入浴後、運動後、ストレス時、肥満、そして筋トレなどの無酸素運動。
 
 
ただし、これらは行為を終えた後の時間の経過とともに、尿酸値は元に戻ります。
つまり誰でも一時的に尿酸値は上昇する状態があるということです。
 
 
そしてこれらの状況が、高強度に、かつ連続して続くと、尿酸値が上昇しっぱなしになって、下がりにくくなってしまうのです。
 
 
ただし、入浴しすぎて痛風になったとか、普通に運動して痛風になったという話は聞いたことがないので、一般的にはこれらは気にする必要はないと思います。
 
 
そのため、これら以外の条件で痛風になりやすい状態の原因をカンタンにまとめると、
 
 
  • 食後:高プリン体食品を大量(過食)、または連続して摂取することで、プリン体が尿酸に変わり血中に残りやすくなってしまいます。(ただし、食事による尿酸値上昇は全体の10%〜20%なので、それほど気にする必要はありません。)
  • 飲酒後:酒の種類に関わらず、アルコール自体が尿酸値を上昇させるため、大量または連続して飲酒することで尿酸が血中に残りやすくなります。
  • ストレス時:メンタル的ストレスや肉体的ストレスが溜まると、尿酸値は上がりやすくなります。しかし、明確な関連性はまだわかっていません。
  • 肥満:カラダの細胞が生まれ変わる際に、細胞内のプリン体が尿酸に変わります。体内の尿酸を作り出す80%〜90%の原因がこれです。そのため、細胞数の多い肥満体は尿酸を作り出しやすくなるのです。
 
と、こんな感じです。
 
 
でもこれらの多くの原因って、運動をすることで解消できると思いませんか?
 
 
飲酒については、アルコールが原因による尿酸値上昇を運動で解消することはできません。
それに当たり前ですが、飲酒直後の運動は厳禁ですから。

でも、飲酒によるカロリー摂取を(アルコールが抜けた後の)運動によって解消することはできるでしょう。
 
 
そして最後に筋トレの場合です。
 
 
  • 筋トレなどの無酸素運動:筋トレ時は体内のATP(アデノシン三リン酸)がエネルギーとして使われ、ADP(アデノシン二リン酸)に変化し、運動を継続することでADPはATPに戻らず、細胞核の構成物質であるプリン体が尿酸に変化し血中尿酸値が上昇します。
 
これが、痛風にとって筋トレがよくないと言われている理由です。
 
 

なぜ筋トレが痛風にとって有効なのか?

 
筋トレが痛風に有効な理由は、


筋トレ以外の痛風リスクのある原因(過食・ストレス・肥満)を、
筋トレで解消できるから
です。
 
 
筋トレは、過食による摂取カロリーの消費、ストレスの解消、肥満の解消が可能です。
 
 
筋トレによって、3つ以上の痛風リスクを下げることができるのは大きいはずです。
一般的には、美食家や肥満に痛風の割合が多いのは事実です。
 
 
この中でも肥満を解消することができれば、痛風を改善する効果は大きいはずです。
 
筋トレする
脂肪を減らす
体内細胞が減る
細胞再生の際に生まれるプリン体が減る
血中尿酸値が減る
 
 
つまり、筋トレによる痛風リスクを気にするよりも、体脂肪を減らすために筋トレするほうが、デメリット以上にメリットがあるということです。
 
 

それでも納得できないあなたへのアドバイス

 
それでも痛風が気になってしまう場合もあると思います。
 
 
その場合は、筋トレ時において次のことを注意すると、尿酸値上昇抑制に効果的です。
 
 
  • 水分補給を怠らない(当たり前ですね)
  • 尿酸を上昇させてしまう乳酸を分解するために、クエン酸を摂る
  • 筋トレのセット間、種目間のインターバル(休憩)を長めにとる
  • 逆に30分くらいの短時間で筋トレを終わらせる
  • 筋トレ前後のストレッチを入念に行う
  • BCAA、グルタミンを積極的に摂る
 
他にも色々ありますが、このサイトの記事を色々とご覧いただければ、改善策が色々と出てくるので参考にしてみてください。
 
 

まとめ

 
「筋トレは痛風によくない。」
よく耳にする話です。
 
 
確かにメカニズムからしてそれは間違っていないと思います。
 
 
でも、きちんと対策をして積極的に筋トレをするほうが、痛風を含んだ全ての生活習慣病に好影響を与えるのです。
 
 
頭から筋トレはよくない、無酸素運動はよくない、と決めてしまうのはちょっと違う気がします。
 
 
医者が「筋トレはやっちゃだめ」と言ったって、筋トレをよく熟知している医者でない限り、そうは言い切れないと考えます。
 
 
バリバリと筋トレをこなしている医者のビルダーだっています。^^
 
 
経験に勝る知識はない、そう思います。
 
 
だから、あなたにも一度、筋トレをやってみてほしいのです。
すでに筋トレをやっている人はそのままどんどんやってみてください。
(気になる場合は、前述したアドバイスを参考にしてみてください。)

 
全ての人が筋トレで痛風になるわけではないし、
痛風の人でも痛風が悪化するとも限らないのです。
 
 
結論としては、やってみなければわからない、ということです。



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