痩せていて痛風になった人がやるべきこと

やりたいこと

 
基本的に痛風は、内臓脂肪が多いとか、激しい運動をしまくってるとか、大食漢がなることが多いと思われています。
 
でも、太っていないのに痛風になってしまった方もいると思います。
 
太っていなくて大食いでもなく、肉だけでなく野菜もちゃんと摂っていて、運動も適度にしている。それなのに痛風になってしまうということがあります。
 
実は私もそうでした。
ただし、痛風になってしまった時期は外食が多く、アルコールも結構摂っていたので、その影響も少なからずあるかも知れません。
 
太っていないのに痛風になってしまう人は、基本的に10代〜20代と比較的若い人が多いようです。例に漏れず私も20歳で痛風発作を発症しました。
 
他でも記述していますが、痛風に影響する要因を簡単に次に示します。
  • 肥満
  • ストレス
  • 激しい運動
  • 遺伝的体質
私が痛風を発症したときは、肥満ではなく、ストレスもなく、激しい運動はしていませんでしたから、おそらく遺伝的体質が要因かと思われます。
 
上記はいずれも痛風に影響するファクターですが、私のように1つだけ該当していても発症するリスクはあるということです。ただ、肥満が原因の人は肥満を、ストレスが原因の人はストレスを解消すれば痛風のリスクを下げることが可能かと思いますが、遺伝的体質の場合はどうしようもないのかも??
 
遺伝だったら、もう諦めるしかない・・・?

 

遺伝的体質は遺伝子変異の可能性が高い

 
尿酸は基本的に腎臓から排出されますが、最近では腸管からの尿酸排泄機能の低下によることが主要な原因のひとつであることが発見されています。
 
腎臓からの尿酸排泄が全体の2/3くらい。残りの1/3のほとんどが腸管から排出されることがわかってきています。
 
腸から尿酸を排泄する役割をもつ遺伝子が「尿酸トランスポーターABCG2」


尿酸トランスポーター・・・て、なんですか。
 
よくわからないのでちょっと調べました。
 
まずトランスポーターとは何かというと、細胞膜の内側から外側へ物質を分泌したり、逆に外側から内側へ物質を吸収したりする役割があるタンパク質のようです。ここでいう物質とは栄養分や薬などを指します。
 
ABCG2というトランスポーターは、腎臓や肝臓、小腸、脳などに存在していて、細胞の内側から外側へ物質を排出するタンパク質。
つまりABCG2は尿酸を外へ排出してくれる役割があり、それが腎臓だけでなく腸にも多数存在するということのようです。
 
そして、痛風や高尿酸血症の人の約8割に、尿酸トランスポーターABCG2遺伝子の変異がみられるということのようです。
 
20代でこの遺伝子変異がある人の痛風発症率は、そうでない人と比べて最大22.2倍あり、全年齢でもおよそ2倍あるとのこと。
 
じゃあ、このABCG2の働きを正常に保つことができれば、尿酸の排泄が正しく行われるということですな。
ただ、現状はまだその方法が解明できていないようなので、今後の研究に期待ということになりますね。
 

遺伝的体質で痛風になった人がやるべきこと

 
こうなると、少なくとも遺伝的体質以外のファクターを減らすことになりますが、このサイトでは筋トレを主眼においているため、「激しい運動」については除外します。
他の記事を参考にしつつ、筋トレに励んでもらえれば幸いです。
 
「肥満」については、内臓脂肪を落としていくことになりますが、食事内容の見直しや有酸素運動を取り入れて、内臓脂肪を溜め込まない体質改善をすることになります。
ただし、肥満の原因になる糖分・塩分・脂肪分の摂取については、状況によっては必要です。そのあたりは他の記事を参考にしてみてください。
 
そしてここでは「ストレス」とそれ以外の要因について記述します。
 
 

ストレスの発散は重要

仕事やプライベートなどで必要以上にプレッシャーがかかると、ストレスになります。
 
ストレスは状況や環境が悪くなると溜まりますが、状況や環境が良くなっても溜まる場合があります。新しい職場で働く、新居に住む、結婚する、など良い事象なのにストレスが溜まってしまうことがあります。
 
また、都心部に住んでいる人は地方に住んでいる人よりもストレスが大きいことがわかっています。
 
適度なストレスはカラダにとってプラスになりますが、必要以上にストレスが溜まると、次のようなことが起こります。
  • 肉体的緊張により代謝が活溌になり尿酸が増える
  • 体調が乱れて尿酸の排泄が低下する
  • 血管収縮により血流量が減少
  • 血圧上昇
  • 血糖値上昇
  • イライラや焦りで発汗

上記以外にもあるかと思いますが、ここでは痛風に関係する項目を並べました。
 
ストレスを軽減するために、次のことを心がけると良いです。
 
  1. 運動をする
    運動をすると、心身ともにスッキリして充実感を覚えます。痛風にとって筋トレはマイナスなイメージがありますが、ストレスを解消する目的で「運動=やりたいこと」はやったほうが絶対に良いと思います。
  2. 趣味を楽しむ
    なんでも良いです。
    テレビを観る、映画を観る、読書をする、ゲームをする、温泉に入る、旅行に出かける、ドライブをする、写真を撮る、サイクリングに出かける、絵を描く、カラオケで歌う、ペットを飼うなどなんでも良いです。何か趣味を持つのはストレス軽減に役立ちます。
  3. やりたいことをやる
    今までやりたいと思っていたことを、1つでも全てでも取り組むと良いです。時間がかかっても良いんです。
  4. なにもしない
    これも有効かも。な〜んにもせずに部屋でゴロゴロしたり、眠ったり、風呂にゆっくりつかったり、マッサージをしてもらったり。自分がリラックスできる環境をもつことは大事ですね。
  5. 環境を変える
    例えば、仕事がストレスの元凶なのであれば、転職というのもありかと思います。転職はなかなか難しいと思いますが、体調を崩したり、うつになってまで仕事をしていたら、それこそ大変な状況になるかも知れません。

     

良質な睡眠を心がける

質の良い睡眠がとれていないと、眠気、疲労感、集中力低下、情緒不安定、高血圧などの原因になり、結果的に尿酸値の上昇を招きます。
 
そのため、次のことを意識すると良いです。
 
  • 疲れが取れる睡眠時間を確保する(時間は人による)
  • 毎日決まった時間に起きる(早寝早起き)
  • ぬる目の入浴をして寝る
  • 就寝前にホットミルクを飲む
  • 果物の香りは睡眠に良いため寝床に置く
  • 寝る前にコーヒー、PC、スマホはNG
  • 寝酒は深い眠りを妨げるためNG
 
私は以前、睡眠時無呼吸症候群でした。このときは昼間何をしていても眠かったです。車の運転中はもちろん、筋トレしている最中も眠かった。非常に危険な状態でした。
 
無呼吸症候群は自分では気づかないことが多いです。昼間の異常な眠気がある場合は、病院で検査を受けることをおすすめします。マウスピースやC-PAPでかなり改善できるようです。
 
私の場合は、無呼吸を改善するエクササイズを取り入れたり、寝る姿勢を横にしたり、良質な睡眠を促す「じぶんまくら」を購入したりして、かなりよくなりました。
口と鼻の無呼吸だったんですが、鼻は今でも治っていません(TT)しかし、口の無呼吸が改善されただけでも7割ほどはよくなったと感じています。
 
 

低体温を改善する

痛風の人は低体温の人が多いようです。特に末端の手足が冷えやすいようです。実を言うと私も冬になると手足の指が冷たくなりやすいです。
 
体温が低いと尿酸結晶が関節に付着しやすくなります。発作の多くは下半身に起きるため、股関節の血行は重要です。股関節が硬いと下半身の血流が悪くなるため、股関節のストレッチは有効のようです。
ストレッチは股関節だけでなく、できれば全身をストレッチしたほうが色々と効能が期待できます。1日5分でも良いと思います。ストレッチはおすすめです。
 
私は午前と午後に5分ほど全身のストレッチをするようにしていますが、眠気の改善、集中力の向上にも効果があると感じています。
 
 

遺伝的体質でも他のファクターを減らすことは有効

 
今のところ、遺伝的体質は変えられない。(今後の研究に期待!)
ですが、肥満やストレスを改善するだけでも痛風には有効です。合併症や他の生活習慣病にも確実に好影響を与えます。肉体的だけでなく、精神的にも非常に有益かと思います。
 
肥満を改善し、ストレスを軽減して、好きなこと・やりたいことができれば、心身ともに健康になれるはずですよね(^^)



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