乳酸と尿酸と無酸素運動の関係

筋トレと尿酸

乳酸(ここでいう乳酸とは乳酸菌とは全く異なる物質です)は、よく疲労物質といわれますよね。

乳酸は、筋トレなどの無酸素運動をした際に分泌され、血中に溜まるといわれています。
無酸素運動することで乳酸が血中に溜まるのは間違いありません。

ただし、乳酸自体が直接疲労を感じさせる原因かどうかは、わかっていません。 そのため、乳酸=疲労物質とは言い切れず、逆に疲労を解消する働きがあるかもしれないということが、近年わかってきているようです。


そしてまた、この乳酸はグリコーゲンに分解され、エネルギーとして再利用されているという報告もあります。

あながち、乳酸も悪者ではないですね(^^)


そしてこの乳酸、分泌されたあとは糖に戻ったり、酸化されて二酸化炭素に分解されます。乳酸を処理しきれなかった場合、血中に溜まり血液が酸性化(アシドーシス)します。こうなるとアシドーシスを緩和するため、尿中へ排泄されます。そのため尿が酸性化します。

ここでのポイントとして、乳酸の酸化・分解を助けることができる物質がクエン酸だということです。そのため、クエン酸を運動後に摂取すると疲労回復効果が高いといわれています。


少し戻りますが、乳酸の分解ができないと尿が酸性化すると言いました。 ピンとくる方もいると思いますが、尿酸はアルカリ性の尿には溶けますが、酸性の尿には溶けません。するとどうなるかというと、尿酸は血中に溜まります。

ということはつまり、高頻度で連続した無酸素運動をすると乳酸が分解されず尿が酸化し、尿酸が溶けにくくなり血中に尿酸が溜まる、ということですね。


高頻度な無酸素運動

乳酸が生成

乳酸の分解が追いつかないと血液が酸性化(アシドーシス)

尿が酸性化

尿酸が溶けない

血中の尿酸値が上がる


と、こんな感じでしょうか。

また、尿酸は激しい運動によりプリン体から生成されます。 運動すると、エネルギー源としてプリン体を含んだATP(アデノシン三リン酸)を使用し、ADP(アデノシン二リン酸)に分解されます。ADPはカラダを安静にして放っておけばATPに戻ります。ただし、ATPを急激に、かつ大量に使用された場合、プリン体から尿酸に変わってしまいます。

ということは、無酸素運動を高頻度で連続して行うことで、乳酸が増え、尿酸も増えてしまうという、ダブルパンチな状態になるわけですね。そのため、痛風持ちの人は筋トレがよくないと言われているわけですな。


はぁー・・・では痛風持ちの人はどうしたらええんやろ・・?

と思ってしまいますよね。ここで一つ、朗報があります。

乳酸は無酸素運動で生成されますが、負荷の高い運動をしてすぐに休むと、乳酸の処理能力が向上するといわれています。また、瞬発力が生まれ、疲労しにくくなるともいわれています。

おぉっ、そうなの?!

ではこの性質とクエン酸をうまく利用すれば、尿酸値をコントロールしながら筋トレを続けられるのではないでしょうか(^^)



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