ベンチプレス2
記事のタイトルを見て、えっ!?と思った方もいるだろうし、
知ってるよ、という人もいると思います。
 
 
実は私は知りませんでした。(笑)
 
 
日本人男性のベンチプレスMAXの平均値を
浅田真央ちゃんが上回っている。。。
平均値とはいっても筋トレ経験のない素人成人の平均値です。
 
 
素人とはいっても成人男性です。
成人男性よりも真央ちゃんのほうが、力持ちということになります。
可愛らしい小柄でスレンダーな真央ちゃんに、
日本の多くの男どもは負けちゃってるってことです。(笑)
 
 
彼女のカラダの柔軟性にはとても敵わないと思いますが、
ベンチプレスくらいは彼女以上に挙げないと恥ずかしいぜ、男性諸君。^^
 
 
もっとも、ここを読んでくれているあなたが筋トレ初心者でなければ、
平均値なんかとっくに超えていると思いますが。^^
 
 
今回はベンチプレスのMAX平均値と目標値について、まとめます。

日本人男性のベンチプレスMAX平均値は?

 
日本人男性のMAX平均(平均値はこの節の途中に記述しています)、
とはいってもある程度のランク分けをしたうえで、
出された数字だと思います。
 
 
筋トレ未経験者、筋トレ初心者、初中級者、中級者、上級者、
そして超ベテラン(エリート)てなランク分けでしょうか。
 
 
ただし、経験の度合いだけで挙上重量は判断できません。
年齢・体重・身長、そして過去のスポーツ歴などによっても、
その値は変わってくると思います。
 
 
だから、明確な値ではないと思います。
 
 
でも、やはり自分はどれくらいのレベルに当てはまるのかは
知っておきたいでしょうし、
知っておくことで、人にベンチプレスを教えることがある場合、
ある程度の参考にはなると思います。
 
 
筋トレを続けていると、誰でも一度や二度は
友達や知り合いに教える機会があると思います。
そのための指標には、良いと思います。
 
 
で、日本人男性のベンチプレスMAXの平均値はというと、
 
 
30kg〜40kg。
 
 
これは、おそらく筋トレ経験のない一般成人男性の
MAX挙上量(1回だけ挙げられる重量)です。
 
 
ちなみに、前述した浅田真央ちゃんは、
身長163cm、体重47kgで、ベンチプレスのMAX挙上重量は、
 
 
47kg
 
 
です。(笑)
 
 
すごいと思いませんか?
自分の体重と同じ重量を挙げているのです。
さすがは世界トップのアスリートです。^^
 
 
フィギュアスケートではもちろん、誰もが認める存在ですが、
あの細い柔軟性のあるカラダで、47kgを挙上できるのは、
きちんと筋トレしている証拠ですね。
(ちなみに一般女性の平均値は20kgです。)

世の中の一般男性が、自分の体重と同じ重量をどれだけの人が挙げられるのか、
を考えると、やはり真央ちゃんはすごいのです。^^

 
 

ベンチプレスのクラス別参考値

 
ベンチプレスを初めて実践する場合、
自分の体重の40%くらいのバーベルを基準に選ぶと良い、
とよく言われます。
もうちょっとカンタンに言えば、
自分の体重の半分よりも軽いくらいです。
 
 
私の場合、筋トレを始めた当初は体重50kgでした。
ということは、バーベルベンチプレスをするなら、
20kgから始める必要があります。

でも、最初は自宅でダンベルのみで始めたので、

10回挙がる重量で、2kg×2と5kg×2のダンベルを使っていました。(笑)
つまり計4kgと10kg。
 
 
さすがにちょっと軽かったので、しばらくしてから
片方15kgのダンベルセットを購入して使ってました。
両腕で計30kgです。それで8〜10回挙げてトレーニングしてました。
 
 
その後、ジムに通い始めて、最初はバーベルベンチプレスを
35kg×10回くらいで始めましたね。
 
 
参考にならないかも知れませんが、
35kg → 60kg(MAX)を挙げるまでに1年かかり、
60kg → 100kg(MAX)を挙げるまでに10年かかりました。
 
 
もちろん、これは人によります。
100kg挙上できるまでに、1〜2年の人もいます。
 
 
本題に戻りますが、
興味ある表があったので、参考に載せます。
これで、あなたがどの辺りに含まれるのか、
確認してみてください。
 
 
ベンチプレスのMAX(1回だけ挙上できる重量)平均
10kg 小学生クラス。
20kg 成人女性クラス。男性でこれだとかなり恥ずかしいかも
30kg ちょっと力が足らない男性。ちょっと恥ずかしいレベル。
40kg 成人男性の平均。
50kg
筋トレ初心者、または筋トレせずに挙げられる範囲でもある。
浅田真央ちゃんは47kg。
60kg
筋トレ初心者卒業レベル。少し力持ち。
何もしていない人のほとんどは挙げられない。
そしてこの60kgが、なかなかの壁だったりする。
70kg
初中級レベル。一般的にみて力持ち。
これくらい挙げていれば、体格も良くなってきているはず。
80kg
初中級・中級レベル。一般的にみてかなりの力持ち。
ここから先は10kg増えるごとに全く違う世界に感じる。
90kg
中級レベル。かなりの力持ちに入る。
でも体育会系の柔道部員やラガーマンは挙げられるかも。
初めてこの重量のMAXに挑戦したとき、次元が違う感じがした。(笑)
100kg  中上級レベル。体育会系でも挙げられる人は少数。

これが60kgに続く第2の壁。なかなか超えられない人も多い。
110kg  上級者レベル。一般的にみてハイパワーレベル。

自分の会社仲間なんかではお目にかかれないかも。(笑)
120kg  体格による限界が感じられるレベル。
これを挙げられる人はかなり頑張っているはず。

でも、ジムに何でその体型(ちょいポテ)で挙げられるの?て人がいた。(笑)
130kg  専門的かつ本格的に鍛えて挑まないと挙げられないレベル。

ゴールドジムや個人ジム、市営ジムで挙げられる人はいた。
一般的なスポーツクラブではあまり見たことがない。
140kg  先天的な体型に恵まれていて、本格的に取り組んでいるレベル。

なかなか見たことないが、ゴールドジムや個人ジムでは見たことある。
150kg  先天的な体型と努力以外に、才能が求められるレベル。
200kg  ここまでくると、メディアがほっとかないらしい。(笑)
360kg  現時点で日本人最高レベル。三土手大介選手が挙上した重量がこれ。
参考:ベンチプレスのMAXでランク付けしようぜ! / ログ速
※内容に個人的見解を入れて表現を多少変更しています。
 
 
あなたはどのランクに入りましたか?
 
 
このサイトで、指標にしたい重量は100kg〜です。
とはいっても、ここでは挙上重量(筋力)がテーマではなく、
筋量をいかに増やすか、がテーマなので、
それほど重量にこだわる必要はないです。
 
 
ただ、力持ちであることに超したことは無いので、
筋力があることは、もちろんすばらしいことです。
 
 

重要なのは平均値やMAX重量ではない。あなたがすべきこととは

 
このサイトではいかに健康的に筋量を増やすかということを
テーマにしているので、MAX重量のそれ自体を目的にしていません。
 
 
MAX重量のトレーニングを取り入れて、筋量を増やしていく。
この考え方が大事です。
しかし、MAX重量のトレーニングが最優先、という考え方は
ちょっと違うと思います。
 
 
先にあげた平均値は、自分が今どこにいて、どうトレーニングして
カラダを鍛えていくか、それを確認するためのものです。
 
 
基本的に 普通にトレーニングを頑張っていれば、
MAX重量の100kgはそんなに難しいことではありません。
 
 
MAX重量に挑むトレーニングは、毎回ではなく、
何回かに1回とか、月に1回とか、それくらいの頻度で良いです。
 
 
理由は、毎回MAXに挑戦するトレーニングにすると、
筋量ではなく筋力が向上するからです。
 
 
じゃあ、MAX重量のトレーニング頻度を落とすやり方で、
MAXは向上するの?と思う人もいると思います。
 
 
結論からいえば、MAXトレーニングの頻度を落としても、
MAX重量は上がります。
 
 
たとえば、MAX重量の目標を100kgに設定したとして、
80kgの重量を10回挙げれるようになれば、100kgを1回挙げれるはずです。
 
 
つまり、MAX目標にする重量よりも軽い重量でのトレーニングに
重点を置いて鍛えていけば、上の重量のMAXも連動して向上するということです。
 
 
これは、私がゴールドジムのスタッフに教えてもらった話で、
実際に80kgが10回ほど挙がるようになったときに、
スタッフに補助として付いてもらい、
初めて100kgに挑戦したら挙上できたのです。
(あのときの嬉しさは今でも覚えています。^^)
 
 
ということで、MAX重量を伸ばしたかったら、
それよりも軽い重量のトレーニングに重点を置く、
ということですね。
 
 
そして、ときどきMAXにも挑戦する。
 
 
これが筋量を増やし、かつ筋力も向上するやり方です。
とはいっても、基本的なトレーニングと何も変わりませんけどね。^^
 
 

まとめ

筋トレを継続していれば、平均値を気にする人は少ないと思います。
素人の平均値を超えたからといって、それほど嬉しくもないでしょう。
 
 
どちらかといえば、自分と同じくらいの筋トレ歴の人、
自分と同じくらいの年齢・身長・体重の人とのベンチプレスMAX重量は
気になるかもしれませんね。
 
 
だとしても、それを気にしてもあまり意味はありません。
MAX値はあくまでも、その重量を超えるための指標の一つで、
それを超えたからといって、満足する人はほぼいません。
 
 
理由は、更にその上を目指し続けるからです。
そう、エンドレスですね。
 
 
それにMAXが伸びたからといって、カラダの筋量が増えるかというと、
必ずしもそうとはいえないからです。
(もちろん、MAXが筋量向上に意味がないわけではありません。
また、筋力向上の場合はMAXは重要な指標になります。)
 
 
私が言いたいことは、このサイトのスタンスとして、
MAXが最終的な目的ではなく、筋量を増やして、かつ健康的に
自分の理想の体型にデカくしていくことが目標であるということです。
 
 
筋量増加のために、うまくMAXトレーニングを取り入れて、
デカいカラダにしていきましょう。^^