一般的にジムというと、 思い浮かべられるのは民間のスポーツクラブではないでしょうか。
あるいは本格的なゴールドジムを想像する人もいれば、
お得感の高い公共のスポーツセンターを思い起こす人もいるでしょう。
もしかしたら、筋トレは自宅トレでしょ?という人もいるかもしれませんね。
今回は、個人が経営しているジムにスポットを当ててみたいと思います。
その理由は、意外にも利用しやすいからです。
私の初ジムも、この個人経営のジムがスタートでした。
もしあなたが、どのようなジムを選べば良いのか分からなければ、 ジム選びの参考になると思います。
個人経営ジムはどんなところ?
もしかしたら、個人ジムというもの自体が初耳の人もいると思います。
または知ってはいるけど、なんだか近づきにくいと感じているかもしれませんね。(笑)
私が個人経営のジムで感じた素直な感想をお伝えします。
個人経営ジムとは、個人でジムを専業、または副業として経営するジムのことを指します。
そのため、持ち家の空いているスペースをジムとして経営したり、
プレハブ小屋をジムに改装したりしているところもあります。
もちろん、ビルの1フロア、または全フロアで経営しているところもあります。
ジムのオーナーは本業を別に持っている人も多く、
夜のみ営業したり、または昼間は家族に経営を任せたりしている人もいます。
ジムフロアとしては、持ち家やプレハブの場合、当然広くはありません。
ただし、基本的な筋力トレーニングは全て可能です。
その理由は、バーベルベンチを含めフリーウェイトは必ずあるからです。
マシンジムも、フリーウェイトで鍛えられない部分を鍛えるために、いくつかあるはずです。
また、有酸素マシンもいくつかあります。
ただ、ジム設備に関しては、民間スポーツクラブに比べるとどうしても少ないです。
しかし、少ないにも関わらず、本格的に鍛えているバリバリにゴツい会員が多いのです。
これは、それだけ鍛えることが可能な設備が一通り揃っていることを意味します。
個人経営のジムに比べて、民間のスポーツクラブは設備が良いのに、
なんでゴツい人が少ないんだろう?と、思うことがよくありました。
民間スポーツクラブと、個人経営ジムのコンセプトの違いもあると思いますが、
基本的な設備があれば、十分すぎるほど鍛えることができる、と実感したのです。
そして、それを後押しするのが個人経営ジムの雰囲気です。
個人経営ジムは、ボディビルダーやパワリフター、またはそれを目指す人が多いです。
その理由の一つに、JBBFなどのボディビル協会に加盟しているジムが多いということがあげられます。
つまり、そんなデカイ人たちとトレーニングするということは、
それだけ刺激を受ける、いや、受けまくると思います。^^
モチベーションが違うんですね、本当に。
(えぇっ、こ、こんなデカイ人たちと同じフロアでトレーニングするの・・?)
最初はこんな風に思いましたが、すぐに慣れました。(笑)
とはいうものの、年配の方や女性の方もトレーニングしています。
そのため、それほど気兼ねすることなく、利用できると思います。
ちなみに、設備としてお風呂はなく、シャワーしかないところが多いですね。
また、駐車場に関しては、都心部だと無いところがほとんどです。
地方だと、何台か駐車スペースがあったりします。
ジムのオーナーが路肩を指差して、
「適当にその辺、停めといてええよ」
なんて言われたりしたこともあります。(笑)
個人経営ジムの特徴をまとめます。
- ジムオーナーは専業、または副業としてジムを経営している。
- 持ち家やプレハブ、ビルなどがジム施設になる。
- フリーウェイトを初め、基本的な設備は整っている。
- ビルダーなどの本格的志向の会員が多い。
- モチベーションが上がりやすい。
- 老若男女問わず、利用者はいる。
- お風呂はシャワーしかないところが多く、駐車場も無いところが多い。
個人経営ジムでしか得られないものとは
これ、私にとっては結構重要なポイントだったんです。
個人経営ジムでしか得られないものは、二つあります。
一つは、アットホームな雰囲気。
フロアが広くないからかもしれませんが、 オーナーはもちろん、他の会員さんとの人と人との距離が近い。
つまり、親近感が湧くということなんです。
他の会員さんとは気軽に話せるし、話しかけられます。
そのため、ジム会員全員の顔と名前を覚えられます。^^
なんというか、友達みたいな感覚ですね。
そのため、ジムへ行けば誰かいますから、ジムへ行くのが楽しくなります。
そしてこれは私が行っていたジムでのことですが、
ジムフロアで忘年会をやるので、お酒を飲んだり写真を撮ったりして、
とても楽しいイベントをやってくれていました。^^
それが楽しくて、ジムへ来ている人もいたんじゃないでしょうか。
二つ目は、ベテラントレーニーと親しくなれること。
現役のボディビルダーの先輩会員と仲良くなることで、
トレーニングについて色々な助言をしてもらうことができます。
もちろん、トレーニングの補助をしてくれたりもします。
デカイ人たちと一緒にトレーニングをすると、デカくなりやすい。
これは、おそらく正しいと思います。
もちろん、何もせずに勝手にカラダがデカくなるわけではありません。
デカイ人たちの向上意識に同調してしまう、といえば良いでしょうか。
実際、私もカラダをデカくしたり、挙上重量を伸ばしたりできたんです。
これについては、筋トレだけでなく、他のことにも言えます。
例えば、金持ちになりたかったら、金持ちの友達をいっぱい作ること。
ちょっと話がずれてしまいますが、 あなたの最も親しい友人5人を思い浮かべてください。
その5人の合計年収を5で割った数字が、あなたの年収と言われています。
おそらく、だいたいそんなくらいになったんじゃないでしょうか。(笑)
ということは、金持ちになりたかったら、どうすれば良いかわかりますよね?^^
だから、なりたいと思った人物がいれば、そんな人と親しくなる。
これは、実際に試してみるとよくわかると思います。
利用料金について
気になる利用料金についてですが、実はこれはピンキリです。
とはいえ、何万円もすることはないです。
多くは月の会費として1万円以下がほとんどではないでしょうか。
私が過去に行っていた個人経営のジムは、一般男性が7000円でした。
女性は6000円、学生は5000円でしたね。
これは店舗によるし、地域によるところが大きいかもしれません。
都心部だと1万円以上するところもあるかもしれませんし、
逆に地方だと3000円、なんてところもあります。
たとえ会費が1万円だったとしても、 他のジムでは得られない大きなものがあるので、
私としては割安だと感じます。^^
あ、あと、ビジターについてですが、私が行っていたジムのビジターは1000円でした。
基本的には1000円〜2000円くらいではないでしょうか。
また、いろいろと個人経営のジムめぐりをしたことがあるんですが、
ビジター料金が無料のところもありましたね。^^
オーナーではなく他の会員さんに
「勝手に使ってもろてええよ。^^」
なんて言われたり。
こういったところが、個人経営ジムの面白いところでもあります。^^
まとめ
個人経営のジムを経験したことがなければ、 一度その雰囲気を味わってもらいたいですね。
見学だけでも良いし、体験も基本的にはできるはずです。
ジムのオーナーに 「また、いつでも遊びに来て!」 なんて言われることもあります。^^
もしあなたが、今のジムで満足な結果が得られないのであれば、
個人経営のジムは、これまでにない結果を出させてくれるかもしれませんよ。
個人のジムへ行ってた時は、なんかすごく充実してたなぁ。
楽しくて毎日ジムへ通ってたりしてたっけ。
ジム友の人たちとビルダーの大会に観に行ったのも良い思い出。^^