予想外のことが起こってしまいました。
今まで、こんなことなかったのに・・・。
と、嘆いても仕方ないんですが。
太ってしまったんですね。
太ったといっても、2〜3kgくらいですが。
「なんだ、たったの2〜3kgじゃん」
もしかしたら、そう思うかもしれません。
でも、自分としては大事件なんです!
だって、どれだけ食っても太らなかったのに、いとも簡単に体重が増えたから。
今回は、太った原因を中心にお伝えしていきます。
太りたい人も、痩せたい人にも役に立つかも?
筋トレを中止したら太ってしまった
少しの期間、筋トレをしてなくて、そしたら太ってしまった。
そう、筋トレを中止せざるをえない状況があって、2週間以上筋トレをしていなかったんですね。
※筋トレを中止していた理由→ダニに噛まれたような痒みは実は毛嚢炎かも?放っとくと筋トレできなくなる恐怖
こういう時、筋トレできないことがちょっとしたストレスになったりしませんか?でも、考えても仕方がないので、逆に筋肉への刺激として筋トレ休暇を取ろうと考えたんですね。
要は受け止め方ですよ。受け止め方。
ポジティブ、ポジティブ。
しばらく、筋トレ休みや♪♪
そんな感覚で2週間を過ごしました。
で。
ある時、体重を測ろうと思ったわけです。
私は痩せやすい体質だったので「多分痩せてるやろなぁ。」とか考えて。
いざ、体重計に乗ってみると。
・・・以前よりも3kg増えてる。
「んなわけないやん」と思いながら、体重計を水平に置き直して測り直してみても、やっぱり増えてるわけですよ。
???
俺、やっぱ太ってる・・・(汗)
あれだけ必死こいて筋トレして飯食って、プロテイン飲んでもなかなか体重が増えなかったのに、2週間な〜んにもせずに過ごしただけで!
こんなん、ありえへん!
絶対、ありえへん!
太ろうとしてる時は太らなく、太るつもりもない時に太るなんて!
んで、久しぶりに会う友人とかにも「太ったね」と言われる始末。
筋トレをしていない状態で体重が増えたので、当然筋肉で増えたわけではなく、脂肪が増えたってことです。
今まで筋トレ休んでも、太らずに痩せてたやん。
なんでやろ?なんでやろ???
いろいろ考えても、なぜかわからない。
でも、そこんとこをちょっと考えてみたんです。
人には3つの体質がある
人は、大きく分けて3つの体質に分かれます。
外胚葉型、中胚葉型、内胚葉型。
それぞれの特徴が次の通り。
外胚葉型は、骨格が細く痩せやすい。加えて消化能力も低め。
中胚葉型は、骨格が発達していて筋肉も増えやすい。
内胚葉型は、太りやすく、消化能力が高い。
とはいうものの、完全にこの3つに分類されるわけではないので、「3つのどれかに近い」程度に考えてもらった方が良いですね。
あなた自身も、3つのどれかに近いはずです。
私の場合、痩せやすい外胚葉型になります。それは自分でもわかっていて、特に子供の頃は食が細く、やはり発達しにくい体質だな、と感じてましたから。
外胚葉型だから、今まで1回の食事の量を増やしても、体重はほとんど変わりませんでした。なぜなら、消化能力が低いから。
じゃあ、外胚葉型はどうすれば体重を増やせるのかというと、食事の量は増やさずに、食事回数を増やすんですね。そうすることで、低い消化能力でも補える消化吸収を行うわけです。
参考:どうやったら太ることができる?痩せやすい人が太るには、太っている人が痩せるよりも大変だということ。
つまり、1回の食事量は多くはないけど、食事回数を多くすることで1日のトータルカロリーは増えるので、体重増加を見込めるわけです。
でもなかなか、まともに食事回数を増やすことは難しいですよね。そのためにプロテインや間食を利用するわけです。また、おにぎりやパンでも問題ないと思います。
もし、あなたが自分は外胚葉型だと感じ太りたいなら、食事回数を増やしてみてください。
でも今回は、食事回数を増やしてもいないのに太ったため、原因を考えてみたんです。
太ってしまった原因
考えられる原因は2つ。
一つは、食事内容は変えずに筋トレを中止したため、摂取カロリーが消費カロリーを上回った、と考えられます。
普段は、筋トレを行うことによって、摂取カロリーがプラマイゼロの状態になっていた、ということですね。よく言えば、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが取れていたのかもしれません。
もう一つは、加齢です。
加齢により、若返りホルモンと言われるDHEAの分泌が低下してきたことで、基礎代謝量の低下が考えられます。そうなると、いわゆる中年太りが加速すると言われているんです。
加齢。。中年太り。。。
あまり考えたくないですが、40代以降はそれが顕著に現れるようです。
とはいうものの、食事や環境、そして筋トレで、加齢による中年太りは抑えることができます。
もしあなたが中年太りを気にしているのであれば、食事を見直して、筋トレを今まで通り続けていけば良いわけです。
ということで、今回太った理由は、摂取カロリー量が必然的に増えてしまったことと、年齢的なものであろう、と判断しました。
だから、あなたが「太りたいのに太れない」という状況なのであれば、2週間〜1ヶ月ほど筋トレ休暇を取り入れてみても良いかもしれませんね。
長年筋トレを継続している人ほど、そんな刺激で太るかもしれないですよ。だって、筋トレのベテランほど筋トレ休暇ってなかなか取り入れないと思うから、実は意外と効果があるのかもしれません。^^
とはいうものの、自分でも純粋に体重が増えたことは実は嬉しかったりするんですが、なんだかちょっと情けない気が・・・。
が、しかし!
思ってもみないことがあったんです。
それは・・・。
実は筋トレパフォーマンスに休暇は影響がなかった。その理由とは。
2週間以上にわたって筋トレを休んでいたんですが、筋トレを再開した時、休む以前とほぼ同じ内容の筋トレメニューをこなせたんです。
筋トレ復帰直後、「たぶん、挙がらんやろうなぁ」と思っていたベンチプレスでいつもの重量が普通に挙上できたんですよ。だからちょっと驚き。
マッスルメモリーによる影響や、体重が増えたことも関係するかもわかりませんが、実はサプリメントが好影響を与えた可能性が高いと感じます。
筋トレ休暇中も、あるサプリメントを継続して飲んでいたんです。
そのサプリメントがHMBです。
HMBサプリは、その効果に過去に何度も驚かされましたが、今回も同様に好影響を与えてくれたと思っています。
HMBは、筋肉増強のためのトリガー的役割があり、筋肉が分解されにくい効果を発揮してくれます。つまり、筋肉・筋力ともに増強され、維持されやすいということですね。
今回、まさにその効果を実感できたので、「驚き」というよりも「安心」しました。
やっぱり、HMBのせいかぁ。^^
もし、HMBに興味があれば、この記事を読んでみてください。あなたの筋トレサポートとして役に立つはずです。
まとめ
今回は、痩せる体質であるにもかかわらず、筋トレも何もしていない状態で太ったことについて、お伝えしました。
筋力トレーニーにとって「太る」ということは、それほど悪いことだとは思いません。なぜなら、たとえ脂肪で太ったとしても体重が増えるということは、筋トレを行う上で欠かせないからです。
太ることによって、挙上重量は必ず増えます。
パワーリフターやボディビルダーの人たちは、挙上重量を増やすためにガッツリ太ろうとしているのを知っていますか?
脂肪で体重が増えたとしても、筋トレのパフォーマンスを高めることができ、また結果的に筋トレで脂肪も落とすことができ、かつ筋肉で体重が増えていくのです。
つまり、結果的には筋肉増強+脂肪カットができるわけです。
だから、体重増加というのは、トレーニーにとっては重要なんですね。
昔、あるビルダーの筋力トレーナーさんにこんなことを言われました。
「腹が出ても良いから、とにかく太ってください!」
だから痩せやすい人は、やっぱり太ることを目指しましょう。
逆に太りやすい人にとっては、朗報になりますね。^^