イメージすることって、色々な状況で結構重要だったりするんですね。
スポーツでいえば、アスリートは結果以上な状態をイメージしてから競技に取り組みます。
クリエイターは、イメージしたものをアウトプットして具現化します。
仕事でも、不安要素があったとしても、うまくいくことを考えながら推進します。
こう考えると、実は色々な場面でイメージすることって使われているんだなと感じます。
じゃあそれをトレーニングとして筋トレに応用したらどうなるか?
もしかしたら伸び悩みが解消するかも?
今回はイメージトレーニングについてまとめてみました。
イメージトレーニングとは
筋トレでいうイメージトレーニングとは、理想の状態をイメージすること。
ただし、イメージには次の2つがあります。
(筋トレの場合の例です)
(筋トレの場合の例です)
- 理想の体型をイメージする
- 正しい動作をしている自分をイメージする
両方ともイメージトレーニングに応用できますが、筋トレの直前にやる場合は「正しい動作をしている自分をイメージする」のが良いようです。
このイメージトレーニングにより、脳からのシグナルがカラダの神経を刺激し、筋肉を動きやすくする効果が期待できるということなんですね。
そしてまた、イメージトレーニングにより成長ホルモンが分泌準備段階に入るため、その状態で筋トレを開始すると成長ホルモンが分泌されやすくなる、ということです。
筋トレでの応用方法
先ほど2つのイメージ方法があると書きました。
それぞれ使うタイミングと目的が異なります。
そしてそれを色々な情報を参考に私なりに考えました。
- 理想の体型をイメージする:長期的で結果的なイメージ
- 正しい動作をしている自分をイメージする:短期的で経過的なイメージ
といってもよくわかんないですよね?
それを次で説明します。
長期的で結果的なイメージ
- 理想の体型をイメージする
このイメージトレーニングは、筋トレ直前ではなく 日頃からイメージしておくと良いです。
たとえば、普段の日常の中でデカくなった自分をイメージします。
そうすると、現状ではイメージした状態から離れているため、脳が不快に感じて具現化する方向に自分自身のメンタルが変わり始めます。
(長期的で結果的なイメージ)
ここでのポイントは「なりたい」「なる」と思うのでも良いんですが、すでに「なっている」と思い込むほうが効果的です。
短期的で経過的なイメージ
- 正しい動作をしている自分をイメージする
このイメージトレーニングは、 筋トレ開始直前や各種目のセット直前に行うと良いです。
正しい動作で、いつもより重い重量を上げている自分をイメージします。
このとき、目を閉じれるのであればその方が良いです。
そうすると、制動をかけている脳のリミッターが解除されやすくなり、重量が挙がりやすくなります。
(短期的で経過的なイメージ)
補足
これは余談ですが、アーノルド・シュワルツェネッガーは、大胸筋がフロア中に広がる状態をイメージしてトレーニングしていたとか。^^
どれだけ大きくイメージしてもタダですから、取り入れて損はないですよね。^^
イメージはいずれも自分自身でイメージできれば良いですが、イメージしにくい場合は実際にトレーニングしている人や目標としている人を見たり、動画や写真を見たりしてからイメージすると効果があります。
「見る」ことで、モチベーションもコンセントレーションも高まります。
これ、結構大事です。^^
筋トレ以外への応用
イメージトレーニングって、筋トレ以外のスポーツでも使えます。
特に、ここぞというときにイメージしてみると良いですよ。
野球やゴルフでは打球を遠くへ飛ばしているイメージ、競泳や短距離走などではタイムを更新するイメージを直前に行います。
私の場合、テニスでサーブを打つ直前に、ボールの軌道とバウンド地点をイメージして打つようにしています。
そうすると、結構イメージ通りにカラダが動いてくれて、良い感じに結果がついてきます。^^
そしてこれらのイメージトレーニングはスポーツにとどまらず、趣味や健康、仕事にも使えると思います。
日頃から
考える(イメージトレーニング)→ それを言葉に出す → 行動する
これを心がけていると、不思議とその通りになりやすいです。
仕事でなんとか成功させたい場合なんかは、成功しているイメージをもったほうが絶対にいい。
逆に嫌な出来事が起こりそうなとき、または起こってしまったときなどでも、なんとかなっている状態をイメージして「なんとかなる」と言い聞かせて行動すると、やっぱり「なんとかなる」もんです。(^^)
まとめ
イメージトレーニングなんかで効果があるのか?て普通思いますよね。
でもイメージトレーニングを一度やってみるとわかりますが、ちょっと違う感じがあると思います。
意識が集中できるというか、そんな感じ。
この重量挙がるかな?とか、今回は回数こなせるかな?という不安な気持ちは少なくなります。
どちらかというとモチベーションとコンセントレーションが高まるので、やってみて損はありません。^^
“イメージトレーニングの効果は筋トレにとどまらない!筋トレ以外にも応用できるこのテクニックはやって損はない” への1件のフィードバック