学生時代にスポーツをやっていた人は多いと思います。
中学や高校で運動部に属していた人も多いのではないでしょうか。人によっては大学に入って運動部で頑張っていた人もいるでしょう。
もちろん文科系の部活に精を出していた人もいると思います。運動部に属していなくても、学校の必須科目には体育があるので誰でも多少は運動をしていたはずです。
でも社会人になったら?
社会人になってからめっきり運動しなくなった人って結構いるんじゃないでしょうか?
実は私もその一人でした。
学生時代は強制的に運動をしていましたが、社会人になったら全くといっていいほど運動をしなくなりました。
もともと痩せやすい体質だったので太ることもなく、痩せた状態で運動を何もしていないというのが非常に気持ち悪く、何か運動をしないと病気になるんじゃないかと考えたりもしましたね。
それでまぁ、結果的に20歳で痛風になったんですけどね。(笑)
この頃は体重が50kgくらいだったと思います。ガリガリです。(笑)
そのため銭湯や海水浴に行くのがとても恥ずかしかった。今は筋トレのおかげで人前では恥ずかしいと思うことはなく、逆に見てほしいと思えるくらいの体重と体型にはなりました。^^
今回は、痩せていてなんとかカラダを大きくしたいと思っている人に読んでもらいたい内容をまとめました。
体型を変えたいのに、なぜ筋トレをやらないのか
私は20歳で痛風になる前後にも、運動をしようとしていたんです。
病気(痛風)を治したい。もっと健康になりたい。
痩せたカラダではなくて、もっと大きなカラダになりたい。
この理由と気持ちで、運動を始めたりもしたんです。
でも、その当時ジムなんてメジャーなものは田舎だったせいかあまりなく、ひとつあったジムも興味はもっていたけど行く勇気がなかったんですね。
じゃあ、ということで取り組んだのが「ブルワーカー」。(笑)
※ブルワーカーとはアイソメトリックス(自重負荷)を応用した筋トレ器具です。
自宅でできて一日20分。
早速購入して取り組んだんですが、1ヶ月も続かないんです。^^
なぜか?
原因は2つあります。
1つは自宅でやっているからなんですね。
自宅でやっていると、なぜ続かないの?と思いますよね。
自宅は他人の目がないからです。
つまりいくらでもサボれるってことです。
そしてテレビ、ゲーム、マンガ、布団など、誘惑がいっぱいあるので逃避行動をおこしてしまうんです。
結果、明日から頑張ろう・・・なんてことになるんです。
そのため、よほど自己管理のできる人でなければ、続けるのは難しいです。
そしてもう1つ。
カンタンに短期間で筋肉をデカくできると思い込んでいる。
しかも苦しくなく、ラクにできると思っている。
人は誰でも「ラクして〜したい」という欲求があります。
でも今は、ラクしてカラダを鍛えることはできないと思っています。
何かを得るには、何か代償を払わなければならないわけですから。
で、短期間で効果が感じられず、面倒くさくなってやめちゃうんです。
筋トレをやっていないあなたはそうではありませんか?
少なくとも私はそうでした。(笑)
筋トレを継続するためのたった一つの考え方
痛風になったことも筋トレを始めた理由なんですが、それ以上にデカいカラダになりたいという願望が強かったんですね。
痩せているというコンプレックスがどうしても拭えない。
だから、どうしたら筋トレを継続できるか考えました。
このとき「どうしたらラクに筋トレを続けられるか」ではなく、「どうしたら数年後、デカいカラダになれるか」という疑問に変え、考えました。
理由は、継続することももちろん目標だが、最終的な目標はカラダをデカくすることだったからです。
そして自分なりに導きだした答えが、
「今から筋トレを頑張って継続すれば、数年後、後悔しないカラダになっている」
と考えることでした。
ごく普通のことですよね。
でも逆にいえば「今からやらないと数年後に確実に後悔することになる」という不安に繋がります。
そしてこの不安が、継続する原動力になったんです。
それまでは、何度も何度も挑戦して挫折した筋トレだったんですが、この考え方だけで随分と気持ちに変化が生じました。
そして、まずは3ヵ月継続を目指す。何がなんでもです。
3ヵ月継続できたら次は半年を目指す。半年続いたら更に1年継続を目指す。
1コ5kg〜20kgまで重量調整可能なダンベルを購入し、家で筋トレを開始。
そうすると3ヵ月継続できました。
3ヵ月継続したころには、カラダに大きな変化があり、確実にデカくなり始めていました。
結果、3ヵ月経過した時期に筋トレをやめたいなんて気持ちは少しもなかったんです。
つまり、やめられない状態になってしまったということです。
そしてしばらくして、今度はジムへ通おうと考えました。
やはりダンベルだけでは、カラダが慣れてしまうからです。
ジムへ通うと、周りにいる他の会員やオーナーがいるというだけでモチベーションが圧倒的に高まります。良い刺激が加わるんですね。
加えて、筋トレが楽しいと感じられるようになるんです。
ここまでくれば、もう「筋トレをやめたい」なんてことは思わなくなります。
1年も継続すれば一般的に考えて、痩せていたカラダ(太っている人も)は筋肉質な体型になっているはずです。
大事なのは具体的な目標を決めること。
なんとなく筋トレを始めるのではなく、明確に「○○年後にはこんなカラダになっている」と決めることです。
※こちらの記事も参考にしてみてください。
「どうすれば三日坊主にならずに、筋トレを継続できる?」
今から筋トレを始めないと、結局のところ数年後も何も変わらない体型です。
そしてまた思うのです。
「あのときから筋トレを始めておけば良かった・・・」
私はこの後悔を何度も経験しました。
でも、今から筋トレを始めれば確実に体型は代わり、後悔することもありません。
でも、今から筋トレを始めれば確実に体型は代わり、後悔することもありません。
イメージしてみてください。
数年後、自分が理想の体型になっている姿を。
それでもまだ、筋トレを始めることに躊躇しますか?
独学で時間をかけるよりは指導者がいたほうが早く結果が出せる
家で一人でトレーニングするよりはジムでトレーニングしたほうが効果的。
そして、ジムで一人でトレーニングするよりは、ジムオーナーやトレーナー・スタッフ、または筋トレに詳しい人に教えてもらったほうが効果が高く、結果を出すのも早いです。
一人で時間をかけて取り組むのも良いんですが、教えてくれる人がいれば、より早く目標に到達できます。
それは、教えてもらうことでモチベーションを維持できるし、自分で模索して知識を得て経験していくよりも、結果を出している経験者についてもらったほうが、確実に最短ルートを歩めるからです。
これは間違いないことで、筋トレ以外にもいえることです。
そのため、筋トレを始めるのであればジムへ足を運ぶことをおすすめします。
そのほうが得られるものが大きい。
それでもちょっとは自分の努力でなんとかやってみたいと考える人は、こちらを試してみるのも良いと思います。
とにかく筋肉をつけてデカくなりたい人にはおすすめです。ただし、何がなんでも3ヵ月は継続するようにしましょう。ちゃんと結果はついてくるはずです。
まとめ
筋トレというものは面倒くさいものです。
他のスポーツのようにゲーム感覚が少ないからですね。野球やテニスであれば球を打つ楽しさ、バスケットボールやサッカーであればシュートやゴールする楽しさ、柔道であれば人を投げる楽しさがあります。
でも筋トレはそういう即効性を感じられる楽しさがないんですね。
楽しさがなく苦しいだけ。
だから筋トレをやらない人も多いと思うんです。人によっては一生の間に一度も筋トレをしない人もいるかもしれません。
筋トレの特徴は他のスポーツと違って「長期的なサイクルで効果を得る(楽しむ)ためのスポーツ」と私は考えます。
即効性はない。でも長く続けていけば目指している体型に近づき、そのじわじわした効果が楽しくて、嬉しく感じるでしょう。
他のスポーツはスポーツ時でしか人の目をひくことはできませんが、筋トレはそのたくましい体型により、何もしていない時でも人の目をひくことができます。
人は誰でもボディビルダーとまではいわなくても、大きなカラダに憧れや安心感を抱きます。
男性は自分もそうなりたいとデカい体に憧れ、女性はデカい体の男性に守ってもらいたいと本能的に思います。
筋トレをすることのデメリットはほとんどありません。
これは痩せている人だけでなく、太っている人にとっても同じです。
生活習慣病にとっても、プラスになることのほうが多いのです。
だから、まだ筋トレを始めていない人にはぜひ取り組んでほしいです。
筋トレを継続することでデカい体になり、健康的になることは、一生の財産になります。