スポーツクラブで筋トレを頑張っている人、多いと思います。
スポーツクラブへ行けばジムはもちろん、店舗によってはエアロビやテニス、スイミング、ゴルフなどなど色々と楽しめて、サウナや浴場付きのお風呂があったりします。
毎日マシンジムで気持ちよく汗を流し、終わったらお風呂に入って、その後は休憩所でドリンクを飲みながら一服。
スポーツクラブ自体が施設が充実しているため、こんな感じでジムへ通っているだけで何かステイタスを感じたりしませんか?
「あぁ、オレなんか頑張ってるな」って。^^
もちろん、健康増進目的ならこれで十分だと思います。
でも、ここを読んでくださっているあなたは筋肉をデカくしたいはずですよね?
であれば、マシンだけの筋力トレーニングだけでは限界があり、そして現状維持になってしまいます。
もっとデカくなりたくありませんか?
そのためにはやっぱりフリーウェイトでのトレーニングは重要になってくるんです。
あなたがフリーウェイトをやらない理由は?
私の場合は、筋トレ初体験は個人ジムだったんですが、そこではフリーウェイトとマシンジムも最初から色々とジムのオーナーにやらされた、、、もとい、教えてもらったので(笑)、フリーウェイトに対する抵抗ってのはなかったんですね。
でもスポーツクラブだと、いきなりフリーウェイトを教えるところは少ないんじゃないでしょうか。
最初のスタッフの案内や指導は、おそらくそのほとんどがマシンの使い方なんじゃないでしょうか。
それとまた、フリーウェイト自体が置いてないスポーツクラブのほうが多いっていうのも、フリーウェイトをやらない理由になっているかもしれません。
フリーウェイトがあったとしても、「あそこ(フリーウェイトエリア)でトレーニングするのが恥ずかしい」とか、「ビルダーの人達がいるから近づけない」というのが本音ではないでしょうか。
恥ずかしいっていうのは「こんなカラダの自分が偉そうにフリーウェイトなんかやったら、なんか思われる」と、自信がないと思っているからではないですか?
ビルダーがいるから近づけないというのは、すごくよくわかります。(笑)
おそらく人生で、初めて出会った人達でしょうから。(笑)
しかも自分と比べたら、筋肉モリモリで威圧感を感じるでしょう。
これらはまぁ、一般の人からしたら普通に受ける感覚だと思います。
まとめてみるとこんな感じ。
- 自分には場違いな気がして、周りに何か思われそうで恥ずかしい
- ビルダーの威圧感で近づけない
- やりたいけど、教えてくれる人がいない(という理由もあるかと)
- 年齢的に自分には無理なんじゃないか(という人もいるかも)
フリーウェイトでの筋トレを行うメリットとは
一言でいうと、バルクをつけるには必須なものだからです。
複数の筋肉が連動するため鍛えられる筋肉の範囲が広がります。
マシンのような固定された軌道範囲を動かすトレーニングと違い、可動域が広く自由度が高い。
そのためトレーニングの応用ができ、種目のレパートリーも豊富で、高強度・高負荷なトレーニングが可能。
※詳しくはよくある質問の「フリーウェイトと筋トレマシン、結局のところどっちがベスト?」を参照してください。
マシントレーニングでは使われなかった筋肉が、フリーウェイトでは使われることになります。
そのため、マシンしかやったことのない人が初めてフリーウェイトに挑戦すると、その違いにより思ったような重量が挙がらないかもしれません。
「あんなに(マシントレーニングで)頑張ってたはずなのに・・・?」
とガックリくるかもしれません。^^
でも心配は無用。
フリーウェイトをやり始めると最初はなかなか思った重量が上がらないかもしれませんが、徐々に重量が挙がるようになります。
そうなると 今まで以上にモチベーションが上がります。
筋肉に対する効果も上がり、メンタル的に自信がつくと思います。
ビルダーやデカい人達と同じトレーニングに挑戦することで、自分にもできる!と思えるからです。
そうなるとしめたもので、筋トレのレパートリーや応用が増え、色々なトレーニングに挑戦したくなるはずです。
こうすれば誰でもフリーウェイトに挑戦できる
はっきりいってしまえば、フリーウェイトに挑戦することをためらう必要はないってことです。
つまり、恥ずかしく思う必要もなく、周りの人を気にする必要もないんです。
その理由は、誰でも最初は同じだからです。
最初からビルダーの人もいないし、デカい人もいない。
最初は誰でもガリガリだったり、太っていたりするんです。
筋肉質な人であったとしても、マッチョではないはずです。
マッチョやバルキーな人達も最初はごく普通の体型だったはずです。
だから
- 自分には場違いな気がして、周りに何か思われそうで恥ずかしい
- ビルダーの威圧感で近づけない
という理由はまったく気にする必要がありません。
というか、気にしちゃいけません。^^
逆にあなた自身が他の人のトレーニングをジロジロ見ながらトレーニングしてますか?
おそらくしていないと思います。
だから、あなたがフリーウェイトを始めても、誰も何も思わないし、何も言いません。
逆に良い意味で交流が生まれる可能性はあります。
ビルダーなどのベテランの人達の中には、こういうふうにやったほうが良いですよ!とか教えてくれる人は多いですし、逆にこっちから聞けばほとんどの人が喜んで教えてくれると思います。^^
では次の理由。
- やりたいけど、教えてくれる人がいない
- 年齢的に自分には無理なんじゃないか
「やりたいけど教えてくれる人がいない」場合、スタッフに聞きましょう。
当たり前ですが、スタッフは熟知しているはずです。
そうでなかったら、そのジムはその程度なので、他のジムを考えても良いと思います。
「年齢的に自分には無理じゃないか」と思う場合、まったく問題ありません。
60歳、70歳過ぎて挑戦している人もおられます。
ただし、開始する時期が早ければ早いほうが、発達も早いです。
※よくある質問の「筋トレの開始年齢の上限は何歳くらいまで?」も参照してください。
結論を言えば、スタッフや熟知しているトレーニーや友人にフリーウェイトを教えてもらえばやりやすいと思います。
その際、フリーウェイトに抵抗や不安を感じていることを相談しても良いでしょう。
何かアドバイスがもらえると思います。
あ、それとバーベルやダンベルの落下のリスクを気にする人もいると思います。
フリーウェイトはマシンに比べて危険を伴う場合があるということは否めません。
ただし、この危険のリスクについては、安全バーや補助者についてもらうことで危険を回避できるので安心してください。
※詳しくはよくある質問の「フリーウェイトと筋トレマシン、結局のところどっちがベスト?」を参照してください。
まとめ
マシンジムは、効果的なトレーニングをするうえで有効な設備であることは間違いありません。
誰でもカンタンに扱え、初めて試した人はその後の筋肉痛に驚くでしょう。
フリーウェイトのような落下の危険性がなく、ケガのリスクも少ない。動作中の軌道はマシンで固定されているので、間違ったことをする人も少ない。
ただやはり、マシンだけに頼るのではなく、フリーウェイトを導入してトレーニングに取り入れていってもらいたいです。
そうすれば、トレーニングの幅も広がり、鍛えられる筋肉の範囲も広がります。
ちょっとだけ勇気を振り絞って、フリーウェイトエリアに行ってみてください。今までとはちょっと違う雰囲気があるかも知れませんが、すぐに慣れます。
慣れれば、なぜ今までフリーウェイトをやらなかったんだろう?とちょっと後悔するかもしれません。
でもこれからは、自分ではあんなカラダになれるはずがないと思っていたデカい人達に一歩近づくことになります。
さぁ、頑張って。
これからのフリーウェイトトレーニングを自分のものにしてくださいね。^^