WHOOP4.0ってなんだ
Apple Watchなどは、知らない人はいないくらい身近なウェアラブル端末の一つです。
これ一つでネット、メール、SNS、通話、電子決済、時計・計算機能、音楽、それに加えて体調管理やアドバイスをしてくれる非常に便利なハードウェア。
でもそれらの機能を大幅になくして、体調管理のみにターゲットを絞った超シンプルなウェアラブル端末。
それがWHOOP4.0です。
WHOOPには液晶画面もなく、通知もアラーム機能もありません。
見た感じは何かのバンド??という印象を受けます。
センサーのハードが付いたリストバンド。
見た目的に、今時のIT機器大好き人間からしたら、少し拍子抜けしたような外観かもしれません。
でも体調管理機能に特化したハードなので、これで十分、いや予想以上のものかもしれません。
WHOOPでできること
WHOOPでわかることは次のとおり。
- 心拍数変動
- 心肺機能への負荷
- 睡眠の質
- 呼吸数(コロナウィルス罹患時の初期指標として追加された機能)
- 以上の結果からわかる適正な運動負荷スコア、休養スコア、睡眠時間
WHOOPを腕に装着している間にこれらの情報を収集、分析し、教えてくれるのです。
WHOOPには液晶やアラームがないので、これらの情報をスマホアプリで確認することになります。
これにより、休養スコアが高いのか低いのかがわかります。
休養スコアが高い(十分な睡眠が取れている)とその日の推奨運動負荷は高まり(ハードになり)、休養スコアが低い(睡眠不足)と推奨運動負荷は低くなります。
トレーニングと睡眠休養のバランスがアプリを通じて見えてくるので、どのくらいがオーバートレーニングになるのか、自分にとってちょうど良い負荷はどのくらいなのかがわかってくる、ということですね。
また、それに合わせてどのくらいの睡眠時間でリカバリーできるのかも把握できるようになります。
Meet the all-new WHOOP 4.0.
Smaller. Smarter. Even more advanced.
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— WHOOP (@whoop) September 8, 2021
WHOOP4.0はWHOOP3.0よりコンパクトに
WHOOPのバッテリーは一度の充電で5〜6日連続して使用可能とのことです。
前バージョンの3.0に比べて今回の4.0は、バッテリーがより小型になることで、デバイスサイズが33%コンパクトになりました。
バッテリーの長寿命化と小型化により、デバイスサイズがコンパクトになったことで装着感にも優れています。
WHOOP4.0はトレーナーがターゲット。価格は?
トレーナー向きに機能を絞ったウェアラブル端末なので、機能はシンプルではあるけれど、それだけで十分な気がします。
どれだけのトレーニングでどれだけの睡眠休養が必要なのか。
基本的にはトレーニングのパフォーマンスに直結する部分なので、もっともなことです。
このWHOOP4.0、ハード端末は無料です。
料金については、サブスクリプション方式になるため毎月の利用料を支払うことになります。
- 1ヶ月30ドル(約3300円)
- 12か月24ドル(約2600円)
- 18か月18ドル(約2000円)
詳細はこちら:WHOOP社
この利用料だけを見ると、約2万円から購入できるアップルウォッチの方がメリットがあるように感じます。
加えてジムに通っている人であればジム会費は別でかかってくるため、ちょっと考えてしまうのではないでしょうか。
ただ、今のコロナ禍で自宅トレーニングに主軸を置いているのであれば、価値のある選択だと考えます。