タレントや芸人の方で、スポーツアスリートとしても活躍している方おられますよね。
ボディビルダーでいうと、なかやまきんに君が有名です。彼が今年、念願の優勝を果たしたのは記憶に新しいです。
そんな中、還暦を迎えたタレントの角田信朗さんが、マスターズボディビル大会で3位に輝きました。
角田信朗とはどんな人か
第33回日本マスターズボディビル選手権
男子ボディビル60歳以上級
優勝 難波文義選手
第2位 林 勇宇選手
第3位 角田信朗選手
第4位 加藤 充選手
第5位 松田玲士選手
第6位 奥村武司選手 pic.twitter.com/UAseNSxan6— トレーニングマガジン (@toremaga_bbm) September 19, 2021
一言でいうと、常に戦うアスリート野郎という印象を受けます。
少林寺拳法、極真空手、総合格闘技、そしてボディビルダーという経歴の持ち主です。
若い頃から、格闘競技選手として活躍されています。
それとは別にタレント業、俳優業もこなすマルチな才能の持ち主です。
加えて、英語教員の免許を持っていて、英語が堪能というところも恐れ多い。
還暦とは思えない肉体完成度
その角田さんがもう還暦とは。
でも、それを感じさせないハードなボディを見せつけてくれました。
第33回日本マスターズボディビル選手権大会で3位の快挙。
60歳以上の部で銅メダルに輝いたのです。
全国大会で3位というのはすごい事。
本人としては、目標の最低ラインが3位だったようですが、激戦区のあのメンバーの中でのこの結果はとても良かったのではないでしょうか。
優勝はあの難波文義さんです。
この年齢でこの人に勝てる日本人はいないんじゃないかって選手ですね。
2位の林勇宇さんも全体的にバランスが完成していました。
角田さんの絞り具合については、上位2名に軍杯があったように見えますが、バルクに関しては負けていないように思えます。
全国大会でこの上位2名の次ですから、誇りに思って良いのではないでしょうか。
見ていて嬉しくなるボディビルダーの一人
つい最近も、76歳のボディビルダーの方が全国大会で準優勝されたり、100歳の元ボディビルダーの方が今でも筋トレを継続しているというニュースがありました。
そういったニュースを見ると、とても嬉しく感じます。
角田さんの場合は60歳という事ですが、彼のトレーニング動画を拝見すると、とても60歳とは思えない筋トレ量をこなしています。
それは重量だけでなく、種目数も然り。圧倒されてしまいます。
ボディだけを見ていたら、とても60歳には見えません。
そして、これはボディビルダー皆に言えることかもしれませんが、肌が綺麗ですね。
大会に出るために日焼けは必須のため、肌は黒いのですが綺麗なんです。
(最近はボディペイントで色黒になって大会に望む方もいます。)
一般的に筋トレを継続すると、若さを維持するホルモンの分泌を促すため、筋トレしている人は筋トレしていない人に比べて若く見られます。
若年、中年から高齢になる過程でも、ずっと筋トレに励んでいると、筋肉とともに若い状態を保っていられる良い例ではないでしょうか。
また、今まで筋トレをしたことがなく、高齢になってから筋トレを始めても、筋肉は発達します。(若い人に比べたら筋肉増加のスピードは落ちます。)
そのため、角田さんのように60歳を迎えても、次へのステップアップを目指されている方を見ると、自分の指標にしたくなります。
角田さんを初め、中年、高齢のボディビルダーの方を今後も応援したいと思います。
筋トレは何歳からでも始められます
筋トレは何歳からでも可能ですし、生涯可能なスポーツです。
過去に、ある60代くらいの男性の方から「今からでもあなたのような体に私もなれますか?」と聞かれたことがあります。
もちろん「はい!なれますよ!」と答えました。
男は誰でも、何歳になっても、逞しい体に憧れるんです。
ただ、筋トレをするのであれば、早ければ早い方が良いに決まっています。
もし、筋トレを躊躇しているのであれば、思い切って一歩を踏み出すことをとてもお勧めします。