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私自身もなかなか体重が増えず、痩せやすい体質であるため、
体重増加にはいつも苦しめられています。
トレーニング初期の頃は、筋トレしてプロテイン飲んでいれば、
勝手に体重が増えて筋肉もデカくなると信じていました。
中胚葉型の人はそれでもデカくなれるでしょうが、
外胚葉型の人はそう簡単にデカくなれません。
そのため、必死に食事量を増やして、体重を増やそうとしましたが、
ほとんど、というか全く太らず、悩んでいた時期があります。
今でもありますが。(笑)
他の記事でも太るための内容を書いてきましたが、
今回は体質的・環境的要因でハードゲイナーになっている人への、
アドバイスになればと思い、
体重増加のポイントをまとめてみました。
体重増加のポイントをまとめてみました。
ハードゲイナーとは
ハードゲイナーとは、骨格が細く、
体重が増えにくく、痩せやすい人(外胚葉型)のことをいいます。
有名人でいえば、アンガールズの二人でしょうか。
筋トレしても筋肉が大きくなりにくく、
頑張って大食いしても体重が増えません。
そうでない人からすれば、
それは努力が足らないと思うかも知れませんね。
でも実際は、かなり頑張っているはずです。
毎食、米を2合食べてみて、太らなければ、
ハードゲイナーの可能性はあります。
でも実際、ハードゲイナーの人の割合は、
それほど多くありません。
あなたが太りたいと思っているのであれば、
一度、毎食大食いしてみて、体重が増加していれば、
一度、毎食大食いしてみて、体重が増加していれば、
ハードゲイナーとは言えないと思うので、
その食事をしばらく続けてみると良いです。
私も米2合を食べていた時期に太りましたが、
あまり健康的ではないので、断念しました。
だって、糖尿病になりかけましたから。(笑)
それに毎食大食いすると、ご飯がおいしくない。(笑)
そんなことを言ったら、
「お前は甘い!」
と言われそうですが。^^ゞ
体重を増やすための筋トレのポイント
筋トレの内容については、それほど特別なことをするわけではありません。
そのため、ここではベテランであり、かつ結果を出している人の
話のほうが説得力があると思うので、次の内容を参考にしました。
「基本的なエクササイズを徹底して丁寧に行いつつ、月に1〜2度、ヘビーウェイトに挑むというもので、特段変わったものではない。それぞれのエクササイズを、狙いの筋肉への刺激を外さないように、丁寧に行うというものだ。・・・・・・・・・・・・(例えば)上腕二頭筋を意識的に緊張させるためには、何も持たずに腕を曲げたり伸ばしたりを何十回と繰り返し、力のコツをつかむことだ。・・・・・・・・・・・・ハードゲイナーはぜひ、上腕筋や大腿囲や胸囲や腹囲のサイズを常に意識し、それぞれの目標値を定めて、定期的に測定することを勧める。体重が増えていなくても、上腕囲が増えていくことはあるし、胸囲が増えていなくても腹囲が減っている場合もある。大腿囲が増えれば体重は必ず増えることになる。」引用元:筋トレ 虎の巻Ⅱ 杉田茂
つまり、いつも行う基本的なメニューに、
月に1〜2回、MAXを取り入れるトレーニングを行うということ。
ただし、狙った筋肉を意識するために、
無重量か軽重量で動作を行って、力を入れるコツをつかむ必要がある、
ということ。
それと、各部位のサイズは計るように習慣付けする、ということですね。
それ以外に、私が知っている情報としては次の通り。
- トレーニングは45分〜1時間でトレーニングを終わらせる。
成長ホルモンやテストステロンは、1時間を超えると下がり始める。
そして、筋肉や肝臓に貯めているグリコーゲンも使い果たしてしまうので、
短時間で終わらせる。 - セット間のインターバル(休息)も短くする。
できれば30秒以内、長くても60秒にセットすることで、
1時間以内でトレーニングを消化でき、
かつ、成長ホルモンの分泌が最大になる。 - トレーニング頻度は週2〜3回にする。
連日したトレーニングは回復が間に合わないため。 - 有酸素運動はやり過ぎない。
トレーニングに2回に1回の割合で行うようにする。 - ビッグ3をメインにトレーニングする。
逆にビッグ3のみでも問題ない。
※ビッグ3についての参考「筋トレしてる時間があまりなかったらこれだけやっとけ! たったの3種目を1時間やるだけでデカくなれるビッグ3とは」
短時間トレーニング、休息時間を短くする、トレーニング頻度を落とす。
とくに休息時間(インターバル)を短くすると、
筋量を増やすことに有効です。
そして実はこれらは、尿酸値の上昇も抑制するトレーニング内容なのです。
短時間トレーニングは、筋量を増やし、
尿酸値の上昇も抑制し、時間を有効に使えるという、
効率的なトレーニングなんですね。
ハードゲイナーのためのトレーニングまとめ
- いつも行うメニューを丁寧に行い、たまにMAXを取り入れる。
- ターゲットの筋肉を意識する。
- 各部位のサイズを計るよう習慣付ける。
- 1時間以下の短時間トレーニングにする。
- 休息時間は60秒以下。
- トレーニング頻度は週に2〜3回。
- 有酸素をやりすぎない。
- ビッグ3をメインに行う。
体重を増やすための食事のポイント
毎食大食いを試してみて、太らなければ、
おそらくそれ以上食べても太りません。
胃腸の消化吸収力が弱いので、
そのほとんどが外に排出されます。
ということは、やるべきことは2つです。
- 食事量は増やさず、食事回数を増やす。
- 胃腸の消化吸収力を高めるサプリメントを摂る。
まずは「食事回数を増やす」についてですが、
胃腸の消化吸収力が弱いとはいっても、
ある程度は栄養を吸収しています。
(そうでなければ死んでます。(笑))
つまり、一定量を超えると吸収できないので、
一定量を満たす程度に食事量を抑え、
その分、食事回数を増やす、ということです。
そうすれば、1回の食事栄養吸収が少なくても、
回数で補える、ということです。
では、その食事回数は何回くらいか、ですが、
「腹が減らない状態を作る回数」です。
人によりますが、だいたい食後3時間くらいで空腹状態になります。
ということは、人が活動している時間でみると、
4〜5回ということになります。
4〜5回ということになります。
もちろん、朝昼晩と同じ量を食べるのは難しいと思うので、
おにぎり1コやアミノバー1コを食べたり、プロテインを飲む、
というのでも良いです。
※このあたりは「どうやったら太ることができる? 痩せやすい人が太るには、太っている人が痩せるよりも大変だということ。」を参照してください。
そして、もう1つは胃腸吸収力を高めるサプリメントについて。
といっても、ウェイトゲイナーなどのプロテインではありません。
これで太れるなら、それを続けるべきでしょう。
ここでは消化吸収力を高めるために、酵素を利用します。
太りにくい人は体内の消化酵素が少ないんですね。
それを、サプリメントで補おうということです。
ただし、これも人によって効果があるかはわかりません。
3ヵ月ほど試してみて、効果が感じられれば、継続してみると良いですね。
※酵素サプリメントについては
「筋肉増強のために太りたい?痩せていてなかなか太れない人に有効なおすすめはこれが役立つかも!」を参照してください。
まとめ
人は外胚葉型、中胚葉型、内胚葉型に分けられますが、
いずれの場合も、筋肉の増加が停滞する時期はあるはずです。
その中でもハードゲイナーである外胚葉型の人は、
体重を増やすことに四苦八苦すると思います。
でも、逆にいえば、太りにくい壁を乗り越えることができれば、
それはかなりの自信に繋がると思うのです。
最初は苦しい思いをしますが、
一度クリアできれば次に体重増加が止まったときに、
それほど苦しい思いはしないはずです。
最初に苦労すれば、あとが楽になるということですね。
これは筋トレに限りません。
他人以上に苦労をすれば、それは必ず報われます。
それをメリットとして捉えて、
頑張って体重増加に取り組んでいきましょう。^^