モチベーション

筋トレの頻度やスキルにもよりますが、筋トレ初心者の時期が大体1年〜2年くらい。その間に初心者ならではの停滞期があるものです。

では中級者は?

個人的な考えですが、中級者は3年以上筋トレを継続していて、それなりの体型を維持している人。一般の人がカラダを見て「かなり鍛えている」とか「すげぇカラダ!」と思える人ですね。

それなりの体型を維持している中級者には、初心者にはない停滞期があります。

初心者の頃はいろいろな停滞原因がありますが、中級者の場合、初心者のような停滞原因は克服しているので解決できてしまいます。そのため、それが原因で伸び悩むことは少ないでしょう。

今回は、中級者の停滞期(伸び悩み)は、どうすれば良いかに焦点を当てていきます。

筋トレ中級者の停滞期とは

筋トレ中級者の停滞期の原因として多いのが、モチベーションの維持です。

ある程度、自分の理想の体型に近づけたり、挙上重量の目標をクリアしてしまうと、その達成感からかやる気が落ちてしまいます。

とはいうものの、筋力トレーニーの多くは、一つの目標をクリアしてもその時点では満足していないことが多く、もっと上を目指そうとする人が多いんですね。

つまり「満足する時は来ない」ってことです。(笑)

あなたもそうではないですか?
少なくとも私はそうです。^^

それでも、やっぱりただ何となくいつものメニューをこなすだけになってしまう時はあります。

「今日はこれくらいでいっか」

よくあります。(笑)

でもそれだと、変わらないわけなんです。

さらなる目標設定を明確にする

そうなると、やはり改めてモチベーションを継続することを考える必要があるわけです。

モチベーションを継続するには、どうすべきか。

一つは自分の理想とする体型を目標にすること

今、自分自身が理想とする体型やビルダー、または他種目のアスリートでも良いです。自分がこうなりたいと思える体型の人物像を決めます。

この場合、筋トレ初心者の頃とは目指す体型や理想とするアスリートとは違うこともあります。それは全然構いません。現時点で「この体型(人物)を目標にしよう」と思える目標設定をしてください。

そして、その理想体型の人物の写真を部屋の壁に貼る。

それを毎日眺める。^^

もちろん、毎日眺めたからといって魔法のように勝手に体がでかくなるわけじゃありません。

でも、かなり効果的なんです。

なぜなら、毎日眺めていると脳がそれを記憶し、あなたが意識していなくても、潜在意識がその写真の体型に近づこうとする行動を、あなたに促すからです。

これは、筋トレに限らず、自分が理想とする目標を紙に書いて壁に貼るという行為は、効果があると感じます。例えば、今よりも年収を◯◯円増やす、というのもアリです。私の場合、実際にそれなりに効果がありました。

だから、ぜひやってみてください。
時間もお金もかかりませんから。^^

もう一つは、強制的に自分を追い込む状況にする

これは、達成しなければならない計画を立てるということです。

例えば、ビルダーの大会に出るとかですね。

別に上位入賞を目指さなくても良いんです。出場することを決意するだけでも全然違います。

そして、それを周りに告知すると、さらに良いですね。

逆に強制力のない目標設定だと、実現する可能性が下がります。

例えば、「夏までに◯kg痩せる」「◯kg太る」だけだと、達成できなくても誰も何も言わないので、強制力がないんですね。

でも、強制的に「いついつの大会に出場する」と決意すれば逃げられませんから、自分自身も必死になるわけです。

自分と同等以上の人と接する

モチベーションの維持で大切なのは、ジムで他の人と接することが重要になってきます。

ホームトレーニーのように、一人だけで筋トレする人もいると思いますが、モチベーションの維持ではかなり大変な思いをしているのではないでしょうか。

人と接している時は、自分でも気づいていないかもしれませんが、若干の緊張感があります。

接する人が、自分よりも筋トレを頑張っている人、デカイ人、力持ちの人であれば、なおさらです。

自分よりもデカイ人を見ているだけでも良いのですが、できればコミュニケーションをとりましょう。

そうすれば、緊張感という刺激だけでなく、有効な情報を聞き出すこともできるし、それ以上にその人から受ける影響がかなりあるからです。

自分自身が上を目指す場合、自分と同等以上の人と同じ環境に身を置き、影響を受けることで、かなりの成長を期待できるでしょう。

これは、オリンピックの出場を考えている人が、優秀な選手のいる環境に身を投じることと同じことです。

自分の目標とする人や、それに近い人とは、どんどん接していきましょう。

教える側になるのも有効

また、人に筋トレを教えることも有効ですね。

初心者からすれば、中級者であるあなたは「かなりすごい」と見られているはずです。

そのため、教えられる対象がいる場合は、教えてあげましょう。あなたが教えれば、初心者の人はかなり真剣に話を聞いてくれるはずです。

だから、どんどん教えてあげましょう。^^

でも、教えるためには、自分自身のスキル・知識がないと教えることができません。

だから、やはりあなた自身も必死に筋トレをする必要があるんですね。

また、指導していれば必ず質問も受けるでしょう。それに答えられなければ、ちょっと恥ずかしい思いをしますから、やはり必死に筋トレを頑張る必要があります。

まとめ

では、中級者が停滞期を脱するためのモチベーション維持方法をまとめます。

  1. 目標設定を明確にする
    ・目標とする体型・人物の写真を壁に貼って毎日見る
    ・ビルダーの大会に出るなど、具体的目標を設定する
  2. 自分より優秀な人と接する
  3. 人に教える


こんな感じでしょうか。
全てでなく、一つだけ実践するだけでも変わってくると思います。

もし、ちょっと伸び悩みを感じているのであれば、試してみてください。^^