高重量で筋トレしているのに、筋肉がつかない。
または、何年も筋トレしているのに筋肉がつかない。
そんな経験はありませんか?
私はよくありました。
というか、今でもあります。(笑)
高重量で挙げることに満足しちゃってる。
ずっと筋トレを続けていることに満足しちゃってる。
我ながら恥ずかしいことですが、事実です。
筋トレに関わらずなんでもそうですが、満足してしまうとそれ以上の進歩は得られません。
現状維持で満足している人はそれでも良いと思います。
でも、このブログを見てくださっている人は、現状維持では満足できないはず。^^
筋肉は一定のところまで来ると、発達しにくくなっているように感じてしまいます。
これがベテラントレーニーであれば、色々と試行錯誤しながら筋肉を発達させていくことができます。
でも、初心者(この場合、何年も筋肉が発達していないトレーニーも含む)の場合、なんでなんだろうと思いながらも、今までと変わらないトレーニングを続けてしまう。
もし、あなたが筋トレしているのに筋肉がデカくなってくれないと感じていれば、この先を読むことは有益です。
今回は筋トレしてるのにデカくならない理由に焦点を当ててみます。
それではいってみましょう。
変化しないことに慣れてはいけない
頑張って高重量で筋トレを続けている。
だけど、もう何年も体型が変わらない。
であれば、今の筋トレ内容を見直す必要があります。
ヒトの体って良くできています。
新しい刺激に対して、その刺激に対抗できるよう体が反応し始めます。
だから、筋トレを始めて間もない頃は、体がビックリして筋肉が反応するんですね。
そして、その反応速度は意外と早い。
通常、1ヶ月もすれば、それまでの負荷に耐えられる体になっています。
そうすると、今度はもう少し重い負荷をかけて、筋トレをやりますよね。
これに筋肉が反応すれば、また体は少しずつデカくなっていきます。
そして、重量に慣れてきたら、また同じことを繰り返す。
これで、筋肉が反応し続けていれば、それで問題ないんですが、多くの人が“重量増加による負荷”に反応しにくくなってくると思います。
だから、あれやこれやと試行錯誤しながら、トレーニングに取り組んでいくんです。
でも、そうではなく、高重量のトレーニングを続けていて、体に変化がないにも関わらず、ずっと同じトレーニングをしているのは、非常に勿体無いことをしています。
このようなトレーニングを続けている心中としては、「高重量でやってるんだから効いているはず」とか、「そのうち筋肉が反応し始めるはず」とか思っているんだと思います。
なぜなら、私もそうだったから。(笑)
だから、ここでトレーニングの内容を見直さなきゃならない。
日本人の場合、変化しないことに慣れてしまうと言われています。
「これを続けてれば、そのうち変化する」と思い込んでしまっているんですね。
でも欧米人の場合、「なんで変化しないんだ!?どこに原因があるんだ!?」と、常に考えるようです。
だから、しばらく筋トレを続けて「変化しないな?」と感じたら、トレーニングの内容を見直してみましょう。
客観的にフォームを見てもらう
実は、筋トレを続けているのになかなか筋肉が発達しない場合、フォームに原因があったりします。
ターゲットとなる筋肉に刺激が伝わってないんですね。
正しいフォームでやっていないと、筋肉が発達しないどころか、怪我の原因にもなってしまいます。
だから、フォームを再確認してみることです。
ジムのスタッフでも良いですが、できれば筋肉が発達したベテラントレーニーに見てもらうのが良いですね。
なぜなら、ベテラントレーニーは、長年の経験と知識で筋トレをよく熟知しているからです。
その場合、ベテラントレーニーの言っていることは、新人のジムスタッフよりも信憑性が高く、説得力があります。
そんなベテラントレーニーにフォームをチェックしてもらい、矯正してもらうと、長年やってきた筋トレでは味わえなかった筋肉の焼け付くようなバーンや、パンプアップを感じることができます。
実は、ベテラントレーニーにフォームを矯正してもらって、こんな経験をする人って結構いるんですよ。
かくいう私もその1人です。^^
先日、ジムのオーナー(ベテラン)に、スクワットとラテラルレイズ、ラットプルのフォームを指摘され、やり直しているところなんです。
「そんなフォームでは重量が重すぎる!もっと軽くしろ!」てな感じで。^^
もう20年以上筋トレをやってきただけに、非常に勿体無いという思いと、見てもらえてよかったと思いがありました。
量より質
筋肉を発達させるには、言ってしまえば重量ではなく、レップス数でもなく、効かせることです。
例えば、ベンチプレスで100kgを挙げることを目標にするのは立派なことですが、100kgを挙げたからといって、誰もが同じように筋肉が発達するわけではありません。
ベンチプレスの挙上回数を10レップス目標にしてそれを達成したとしても、達成することが目標ではありません。
どちらも、ベンチプレスでターゲットである大胸筋に刺激を与えることが目的なんです。
どんなに高重量でバーベルを挙上しても、10レップス挙上しても、大胸筋に刺激がいってなければ意味がないわけです。
正しいフォームで大胸筋を意識できる動作と重量で、なんとか7〜10レップスできるのであれば、それがいつもより軽い重量であったとしても、問題ありません。
ベンチプレスをするときに、
反動で挙げたりしていませんか?
腰を浮かせたりしていませんか?
肩を上げきったりしていませんか?
フォームを見直し、ターゲットする部位を意識できるようになれば、きちんと筋肉に刺激は伝わるはずです。
もしかしたら自分のフォームは間違っているかも?と考え、見直すことは、今後の筋トレにも良い影響を与えます。
筋トレをずっと続けていくのであれば、正しいフォームの習得は早い方が絶対に良いのです。
私のように、20年以上経ってからフォームを直す羽目にならないためにも。^^