バナナがあなたの筋肉を守る!?筋トレの栄養補給にバナナを利用するために
誰でもバナナは食べたことがあると思います。
毎日食べている人も多いのではないでしょうか。
だって、安いですからね。^^
一房(4〜5本)でだいたい200円以下じゃないですか?
そうすると、バナナ1本は約50円です。
「お腹が空いたからちょっとバナナ食べる」
これ、意外と経済的ですよ。
ゼリー飲料なんかだと、安くて1個150円前後。
高いものだと200円くらいしますよね。
バナナはゼリー飲料の1/4の価格で買えちゃいます。
しかも、ゼリー飲料に負けず劣らず、食べるのに時間がかかりません。
もちろん、栄養価的にも負けてません。
じゃあ、筋トレに対しては、効果的なのか。
今回は、そこんとこに焦点を当ててみます。
今更ながらバナナとは
バナナは、ショウガ目のバショウ科に属する植物。
生食用と料理用に分かれていて、300種類以上あるんですね。
主な生産範囲は、熱帯地域や亜熱帯地域で、赤道を軸に北緯30°〜南緯30°の範囲で栽培されています。
そのため、日本へ主に輸入されているバナナは、フィリピン産、エクアドル産が多く、台湾産もありますね。
また、バナナには種がありません。
古くはバナナにも種があり、今でも種のあるバナナの種も存在します。
でも、基本的に私たちが食べるバナナには種がない。
これは、突然変異によって偶然生まれたらしいです。
じゃあ、種がないのにどうやって増やすの?
(個人的疑問もあったので調べました。^^)
バナナは新芽を株分けして、増やすことができるんだそうで。
ふーん、なるほど。
種がなくても増やせるって、なんかちょっと凄いような気がする。
バナナの性質
バナナは果物か野菜か?
よく聞く疑問です。
基本的に、土から生える草に生る実は野菜、樹に生る実は果物、という定義があります。
ということは、苺やスイカは野菜、栗は果物ということになるんです。
なんか変な感じ。
じゃあバナナは?
バナナは、木に生えてるように見えるけど、あれは木ではなく草に入るんです。
ということは、バナナは野菜に分類される。
少なくとも、植物学的にはそうなる。
とはいうものの、一般的な考えでは、バナナは果物でも良いんだそうです。
バナナの効能
今回のテーマである、効能についてです。
バナナの大きな特徴として、
の二つがあります。
グリセミック指数(GI値)が玄米などと同じ55なので、高くはないです。
6枚切りの食パンが91なので、太りにくいことがわかりますよね。
そして、バナナは消化吸収に優れた「果糖」が含まれています。加えて、消化に時間のかかる脂質・タンパク質が少ないので、すぐに吸収されるのです。
成分としてはいろいろありますが、カリウムが他の果物に比べてかなり多いんです。
バナナ1本に含まれるカリウムの含有量は360mgで、これはみかんの3個分、苺の15個分に相当します。
カリウムが多いということは、筋肉の動きを助けるのでストレッチ効果が高まり、怪我をしにくくなります。
また、塩分排出作用があるので、血圧を下げる効果があるんです。
しかも吸収が早いので、すぐに栄養効果が出やすいと言えるでしょう。
筋トレに取り入れるには
バナナは吸収が早く栄養価が高いので、筋トレ前後に1本ずつ食べると良いですね。
では筋トレ前と後では、どちらが良いかというと、個人的には筋トレ前の方が良いと思います。
なぜなら、空腹状態で筋トレするよりは、はるかに筋トレパフォーマンスに良い影響を与えるからです。
バナナは30分もあれば消化吸収されます。
そのため、バナナでお腹が苦しい、という状態にはならないんです。
だから、可能であれば、筋トレ前後に1本ずつ。
また、バナナではなく牛乳を飲む人もいるかもしれませんが、筋トレ後に牛乳を飲んだり、プロテインと一緒に飲むのはお勧めしません。
その理由は、牛乳は吸収が穏やかだからです。
筋トレ後は、できるだけ早くたんぱく質や糖分を補給してあげることが重要で、吸収を高めてあるプロテインを牛乳と一緒に飲むと、プロテインの吸収が遅くなってしまいます。
そのため、筋トレ後にプロテインを飲む場合は、水と一緒に飲むほうが良いですね。
まとめ
バナナって、朝食や筋トレの栄養補給に取り入れやすいんで、どんどん活用してみてください。
ただし、吸収が早いので、一時的にお腹が満たされても、すぐに腹が減ってしまうのが難点です。(笑)
だから、栄養補給に重点を置いて食べましょう。
空腹を満たす目的の場合は、やっぱり他の炭水化物やタンパク質も一緒に摂った方が良いですね。
バナナはあまり腹持ちせず吸収が早いから、筋トレ直前に食べるには良いかも。ゼリー飲料より安いしね。
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