前回は、自宅でのトレーニング方法をお伝えしました。どうでしょうか。難しかったですか?
自宅でダンベルを使って筋トレを行うには
もしかしたら、まだトレーニングを始めることが難しい状況かもしれませんね。
でも、大丈夫です。少しずつ始めていけば良いんです。ただし、まずは今すぐできることに取り掛かってみましょう。
たとえば、ダンベルカールだけやってみる、とか。難しければ、一つだけでも良いんです。とにかくアクションを起こすこと。
「何か一つ始めるだけ」で、それがいずれ習慣化されます。今回は、ジムの選別についてお伝えしますが、自宅でのトレーニングを継続している人はもちろん、継続できていない人も読んで損はないはず。なぜなら、いずれ自宅でのトレーニングを卒業して、ジムへ行きたくなるからです。
自宅トレを今すぐ卒業しても構いません。もちろん、しばらく自宅トレを継続するのもアリです。ジムの魅力を知ってもらい、どんなジムが良いのか、そうやって選べば良いのか、をお伝えします。
なぜジムが良いのか
まず、なぜジムが良いのか。
「自宅トレーニングしてるから、ジムなんて行かないよ!」
と、もしかしたらあなたは思うかもしれません。でも、それは私にとってとても嬉しいことなんです。なぜなら、自宅トレーニングの魅力を伝えられたと思うからです。
ただ、ジムの魅力も知ってもらいたい。その理由は、自宅トレーニングよりも、はるかに楽しいからなんですね。では、なぜ楽しいのか。
いろいろあります。具体的にざっと書いてみます。
- 孤独的なトレーニングから解放される
- 同じ頑張れる人たちとトレーニング環境にいられる
- トレーニング仲間ができる、友達ができる
- トレーニングについて、リアルな情報が得られる
- スタッフから筋トレを学べる
- スタッフが補助についてくれる
- 設備が豊富(ジム、風呂、サウナ、日焼けマシン、プール、他スポーツ施設など)
この他にもあると思いますが、私にとっては1〜3の理由が最も大きかったですね。なぜなら、これらの理由はモチベーションを維持できるから。モチベーションがどうとか、というよりは、ジムの環境にいること自体が楽しくて嬉しいからです。(笑)
特に自宅でのちょっと辛くて一人孤独なトレーニングを継続してきてからだと、ジムの環境がすごく良いと感じること間違いないはず。自宅トレーニングを頑張って継続してきた人ほど、「ジムってすげえ!」と感じるはずです。
ジムはこんなところ
ジムは、たとえ個人経営のジムだとしても、自分の部屋よりは広いはずです。民間大手のスポーツクラブだと、かなりゆとりがあります。広いから、いろいろなトレーニング設備が設置されています。だから、まずそれに感動するでしょう。
マシンジムはもちろん、フリーウェイトもいろいろあるジムからすれば、一体どれがどの部分を鍛える設備なのか、どうやって使うのか、最初はわからないかもしれません。わからなくて全然構いません。いずれわかるようになります。
多くの人は、その設備の豊富さに驚きます。中には「こんなすごいところで自分なんかがトレーニングしても良いの?」と思う人もいるかもしれません。
でも、大丈夫です。誰でも最初はジム初心者だし、使い方などはスタッフが全部教えてくれるので。使い方さえわかれば、あとは自分でメニューをこなすのも良いし、スタッフに教えてもらいながらトレーニングするのも良いです。好きなだけ、トレーニングできます。
人によっては、ジム通い始めの頃は「もっと居たい!」と思う人も多いはず。民間のスポーツクラブだと、ジム以外の設備も整っているので、トレーニング後にゆっくりとくつろいだり、プロテインを飲んだりして、充実感を味わえるんです。なんというか「ジムステイタス」みたいなものを感じられます。(笑)
また、少なからずトレーニング仲間もできるでしょう。このトレーニング仲間が結構重要だったりします。補助をしあったり、お互いのフォームチェックをしたり、新しいトレーニングやサプリメントの情報を共有したりできるんです。
これって、自宅でのトレーニングでは、絶対にないものですよね。もしかしたら、これがジムの一番良いメリットかもしれません。
どんなジムが良いか
では、どんなジムが良いかというと、ジムは大きく分けて4つあります。
- 個人経営ジム
- 公共スポーツセンター
- 民間スポーツクラブ
- ゴールドジム
それぞれの特徴を簡単に説明します。
- 個人経営:意外とフリーウェイトが充実していて、ベテランのトレーニーが多い。会費は民間スポーツクラブと比べて、同等以下なところが多い。ただし、スポーツクラブほど広くはなく、設備も少ない。
- 公共スポーツセンター:こちらも意外とフリーウェイトがあったりする。市営や県営なので、建物を含めて設備は大きく広いが、ジムエリアは広くはない。ただし、会費は一番安い。そのため混雑している。
- 民間スポーツクラブ:設備は充実しているが、フリーウェイトが意外と少ない。フリーウェイトが全くないジムもある。フリーウェイト以外の設備はピカイチ。マシンジムも充実している。会費は一般的な範囲。広く綺麗なジムが多いので、使っていて気持ち良い。
- ゴールドジム:民間ジムの部類に入るがここは特別。フリーウェイト、マシンジムなど筋トレに関する設備の豊富さはピカイチ。ベテランが見たこともないと思ってしまうマシンがあったりする。広さは普通。会費は民間スポーツクラブ並。設備の関係で、ベテラントレーニーが多い。
※詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。
筋トレしたいけど、どんなジムを選べばよい?
どのジムも、基本的には鍛えられます。そのため、どれが一番良いということは言えません。ただ、ガッツリ鍛えたいのであれば、フリーウェイトのある個人ジムかゴールドジムが良いと思います。こういうジムは、鍛えているトレーニーも本格的なので、刺激になりモチベーションも維持できます。
あとは自分の好み、雰囲気や会費、ジムまでの道のりなどで判断してみてください。
ジムを調査して情報を収集しよう
では、まずは、あなたが行けそうなジムをいくつかに絞ってください。3つくらいに絞れると良いですね。3つに絞るために、気になるジムの次の内容を早速調べてみてください。調査は、ネットで調べたり、カタログを請求したり、あるいは直接見に行くのもアリです。
- 設備内容:フリーウェイトやマシンジムは充実しているか、風呂はあるか、など。カタログやHPの画像でジムフロアが写っていても、設備が多く広く見せて写している場合が多いので、実際には見学がオススメです。
- 会費:妥当な会費かどうか。一般的にフルタイム会員だと1万円前後が多いです。あなたが平日の昼間しか行かない、というのであれば、フルタイムよりも安いコースがあったりします。
- 距離:近いほど良いです。家の近くか、職場の近くのどちらかですね。ジムとしてはバッチリなのに、あまりにも遠いジムはやめたほうが良いと思います。ジムへ行くだけで疲れてしまい、継続しにくくなるからです。
これらの内容で妥当なジムを3つくらいに絞ってみましょう。そしたら、次は実際に見学・体験をしてみることをお勧めします。次回はジム見学・体験編をお伝えします。